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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-14 / その他教養 / 学内講座コード:19120031

狛犬から眺めるアジアと日本 石の霊獣が結ぶ郷土の感性(その3)

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月22日(月)、5月13日(月)、5月27日(月)、6月 3日(月)、6月17日(月)、7月 1日(月)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
14,000円
定員
60
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
今年度で三回目になるこの講座では、神社のわき役とみなされがちな狛犬を、一転日本とアジアを知るための主役に据えて眺めます。日本各地の狛犬研究家の方々をお招きして、江戸狛犬の実地探訪や地方の狛犬文化についての講義をして頂き、日本の各地各様の個性ある狛犬のかたちやありかたを探りつつ、日本の狛犬をアジアのライオン像の展開という大きな流れのなかに位置づけて考えます。

【特記事項】
※フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
※フィールドワークに関わる費用は別途実費

【講義概要】
第1回 4月22日(月) 狛犬とは何か?―その歴史と概要
過去2年間の講座で川野教授がオリエントから朝鮮半島までのライオン文化の展開を講義されたのを受け、ライオン像が日本にどう伝わり、国内で狛犬としてどう展開したのかを概観します。

第2回 5月13日(月) 【フィールドワーク】隅田川沿いの狛犬を巡る
今に残された江戸狛犬たちの数々を、浅草と向島に訪ねます。

第3回 5月27日(月) 東南アジア華人の石獅たち
東南アジア各地の中国系住民たちの独特な感性に彩られた彩色唐獅子たちの世界や虎の神様「虎爺」のお話です。

第4回 6月 3日(月) 山口の狛犬の誕生と各地の展開
朗らかな表情で各地で個性的なカタチをもつ山口県の狛犬を網羅して紹介します。

第5回 6月17日(月) カトマンズの宗教造形物に見られる動物たち
石仏天国カトマンズ盆地の石仏石神とともに表される「乗り物」や霊獣を紹介します。

第6回 7月 1日(月) 沖縄のシーサーたち
個人宅や村の守護など、随所に置かれ親しまれる沖縄のシーサー、東シナ海の獅子像文化の視座からお話します。

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川野 明正
肩書き コーディネータ、明治大学法学部教授、大学院教養デザイン研究科教授
プロフィール 1967年東京都生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学、博士(文学)。アジアの民間信仰を、獅子像や、妖怪・呪術・呪符などのテーマから研究。著書に『神像呪符〈甲馬子〉集成―中国雲南省漢族・白族民間信仰誌』(東方出版)、『中国の〈憑きもの〉―華南地方の蠱毒(こどく)と呪術伝承』(風響社)、『雲南の歴史―アジア十字路に交錯する多民族世界』(白帝社)等。
名前 片岡 元雄
肩書き 狛犬愛好家
プロフィール 1989年上智大学文学部史学科卒業後、1991年より吉川英治記念館に学芸員として勤務。
1995年から狛犬に興味を持ち、独自の調査研究を開始。2000年よりwebサイト「狛犬について私が知っている2、3の事柄」を開設している。
名前 田村 愛明
肩書き 狛犬さがし隊副隊長
プロフィール 1948年生まれ。「狛犬さがし隊」の副隊長。出版社の印刷部門に勤める中、2007年1月に、SNSのミクシィに「狛犬さがし隊」を長谷川昇氏と開設し、ネット上での狛犬情報の交流を始める。
現在はFace Book上に移して、900名を超えたメンバーと狛犬の交流を楽しんでいる。
狛犬探訪は無理せずに、主に東京周辺の狛犬を、その都度の方便としながら、のんびりと尋ね歩いている。
名前 藤井 克浩
肩書き 山口狛犬楽会代表
プロフィール 1964年2月 山口県徳山市(現 周南市)小畑で生まれる
1974年4月 家族で新南陽市(現 周南市)に転居以降 現地にて暮らす
2008年4月 所属して活動をしていた地域活動団体の会長に推挙される
2016年11月 山口狛犬楽会を立ち上げる
2017年10月 山口県周南市のケーブルテレビ局において狛犬を紹介する番組「狛さんぽ」を開始
名前 内山 孝男
肩書き 伊奈石の会代表、日本石仏協会会員、ネパール語翻訳家
プロフィール 東京都あきる野市の歴史遺産「伊奈石石切場遺跡」の保存整備と普及活動を20年間続けている。また、ネパール・カトマンズ盆地の宗教的造形物に魅せられ、これまでに14度同地を訪れて研究している。
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