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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-18 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:19120018

地域から見た古代文学 『常陸国風土記』を読む

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月26日(金)、5月10日(金)、5月24日(金)、6月14日(金)、6月28日(金)、7月12日(金)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
13,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
本年は、古風土記の一つ『常陸国風土記』を取り上げます。それは四六駢儷体で書かれ、随所に漢文の文辞・表現がなされているという特徴があり、第一級の文人であった藤原宇合の手によると考えられています。常陸国はその当時の最東端であり、蝦夷征伐へと赴く出航地でもありました。記紀ではヤマトタケル東征のくだりに登場し、『万葉集』では筑波山の嬥歌(カガヒ)がうたわれています。この講座では、それら同時代の書物をも取り上げ、総記で「常世の国」と称された常陸国の風土について考えてみたいと思います。その時、注目するのは東海道を利用した海上交通です。そのような視点からのアプローチによって、新たな問題やテーマが浮き彫りになることでしょう。

【講義概要】
第1回 4月26日(金) 総記・新治郡
総記に語られる「常世の国」幻想について

第2回 5月10日(金) 筑波郡
筑波山に纏わる伝承について

第3回 5月24日(金) 信太郡・茨城郡
地名由来について

第4回 6月14日(金) 行方郡(1)
常陸国のヤマトタケルについて

第5回 6月28日(金) 行方郡(2)
夜刀の神伝承について

第6回 7月12日(金) 行方郡(3)
建借間命による征伐について

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 堂野前 彰子
肩書き 明治大学経営学部兼任講師
プロフィール 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『日本神話の男と女―「性」という視点』(三弥井書店)、『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。
名前 永藤 靖
肩書き コーディネータ、元明治大学文学部教授
プロフィール 明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。
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