講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-15 / その他教養 / 学内講座コード:19120011
東アジアの文化交流 奈良時代篇:渡来僧の活動と実態をさぐる
- 開催日
 - 4月23日(火)、5月14日(火)、5月28日(火)、6月 4日(火)、6月18日(火)、7月 9日(火)
 
- 講座回数
 - 6回
 
- 時間
 - 17:00~18:30
 
- 講座区分
 - 前期
 
- 入学金
 - 3,000円
 - 受講料
 - 14,400円
 - 定員
 - 30
 
- 補足
 
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
日本の仏教公伝は、百済の聖明王、そして文字の伝来は百済からの渡来人王仁に代表されるのをはじめとして、政治・外交・宗教・経済など、あらゆる文化面において朝鮮半島からの渡来人たちの役割は、古代日本の社会の進展と文化の発展に大きな影響を与えました。とくに朝鮮半島からの渡来僧や渡来系の僧侶たちは、聖徳太子の師となった慧慈をはじめ、慧聰・観勒・道昭・慧灌・行基・良弁など、奈良仏教成立において大きく貢献しました。本講座では、奈良時代における仏教伝来をめぐって、記紀・典籍・縁起・説話集などの関連資料を通して、渡来僧や留学僧の活動と実態を考察し、東アジアの文化交流と伝播及び影響関係について、理解を深めて行きたいと思います。
【講義概要】
第1回 4月23日(火) 行基の出自と誕生説話
第2回 5月14日(火) 行基の仏教と社会事業
第3回 5月 8日(火) 渡来僧による寺院造営(1)
第4回 6月 4日(火) 渡来僧による寺院造営(2)
第5回 6月18日(火) 大安寺の僧・道慈
第6回 7月 9日(火) 華厳宗の開祖・良弁
日本の仏教公伝は、百済の聖明王、そして文字の伝来は百済からの渡来人王仁に代表されるのをはじめとして、政治・外交・宗教・経済など、あらゆる文化面において朝鮮半島からの渡来人たちの役割は、古代日本の社会の進展と文化の発展に大きな影響を与えました。とくに朝鮮半島からの渡来僧や渡来系の僧侶たちは、聖徳太子の師となった慧慈をはじめ、慧聰・観勒・道昭・慧灌・行基・良弁など、奈良仏教成立において大きく貢献しました。本講座では、奈良時代における仏教伝来をめぐって、記紀・典籍・縁起・説話集などの関連資料を通して、渡来僧や留学僧の活動と実態を考察し、東アジアの文化交流と伝播及び影響関係について、理解を深めて行きたいと思います。
【講義概要】
第1回 4月23日(火) 行基の出自と誕生説話
第2回 5月14日(火) 行基の仏教と社会事業
第3回 5月 8日(火) 渡来僧による寺院造営(1)
第4回 6月 4日(火) 渡来僧による寺院造営(2)
第5回 6月18日(火) 大安寺の僧・道慈
第6回 7月 9日(火) 華厳宗の開祖・良弁
備考
【教材】
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
| 名前 | 金 任仲 | 
|---|---|
| 肩書き | 明治大学文学部兼任講師 | 
| プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主な著書・論文に『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『日本文芸思潮史論叢』(ぺりかん社、共著)、「古代日本と朝鮮渡来文化―高麗神社と聖天院をめぐって」(『文芸研究』109号、2009)、「西行における華厳思想と和歌」(『文芸研究』115号、2011)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「『唐法蔵致新羅義湘書』の書簡をめぐって」(『淵民学志』19輯、2013)など。 | 
| 名前 | 林 雅彦 | 
|---|---|
| 肩書き | コーディネータ、明治大学名誉教授 | 
| プロフィール | 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員を歴任。新宮市市政功労者。 | 
