講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-03 / 日本史 / 学内講座コード:19120010
古代日本と朝鮮渡来文化 九州地方における渡来文化の受容と展開をさぐる
- 開催日
- 4月11日(木)、4月25日(木)、5月 9日(木)、5月23日(木)、6月13日(木)、6月27日(木)、7月11日(木)、7月25日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは縄文時代の終り、すなわち紀元前3世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人の多くは京・近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。本講座では、古代九州地方と朝鮮半島との交流をめぐって、当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて、理解を深めて行きたいと思います。今年度の「渡来人のルーツを訪ねて」(オプション・自由参加)は、釜山から九州まで渡来人の海上の道をたどる予定であります。
【特記事項】
写真:河東の雙溪寺・三尊仏
【講義概要】
第1回 4月11日(木) 伊都国の支配層は辰韓族か
第2回 4月25日(木) 豊国の渡来人と仏教伝来
第3回 5月 9日(木) 香春岳と新羅の神
第4回 5月23日(木) 武寧王の出自と隅田八幡鏡
第5回 6月13日(木) 古代対馬の民俗信仰と交易
第6回 6月27日(木) 筑紫国磐井の反乱
第7回 7月11日(木) 八幡神と鍛冶翁伝承
第8回 7月25日(木) 美郷町の百済王伝説と大王馬鈴
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは縄文時代の終り、すなわち紀元前3世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人の多くは京・近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。本講座では、古代九州地方と朝鮮半島との交流をめぐって、当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて、理解を深めて行きたいと思います。今年度の「渡来人のルーツを訪ねて」(オプション・自由参加)は、釜山から九州まで渡来人の海上の道をたどる予定であります。
【特記事項】
写真:河東の雙溪寺・三尊仏
【講義概要】
第1回 4月11日(木) 伊都国の支配層は辰韓族か
第2回 4月25日(木) 豊国の渡来人と仏教伝来
第3回 5月 9日(木) 香春岳と新羅の神
第4回 5月23日(木) 武寧王の出自と隅田八幡鏡
第5回 6月13日(木) 古代対馬の民俗信仰と交易
第6回 6月27日(木) 筑紫国磐井の反乱
第7回 7月11日(木) 八幡神と鍛冶翁伝承
第8回 7月25日(木) 美郷町の百済王伝説と大王馬鈴
備考
【教材】
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 金 任仲 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主な著書・論文に『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『日本文芸思潮史論叢』(ぺりかん社、共著)、「古代日本と朝鮮渡来文化―高麗神社と聖天院をめぐって」(『文芸研究』109号、2009)、「西行における華厳思想と和歌」(『文芸研究』115号、2011)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「『唐法蔵致新羅義湘書』の書簡をめぐって」(『淵民学志』19輯、2013)など。 |