検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2018-12-07 / その他教養 / 学内講座コード:18270027

世界の民族音楽を聴く-第3講-「バンジョーの響き…その誕生から現在まで」 ―レクチャー&コンサート―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
12月15日(土)
講座回数
1回
時間
14:00~16:30
講座区分
1回もの 
入学金
3,000円
受講料
1,000円
定員
150
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、人々の生活に触れ、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授、地理学)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器、さまざまな社会的・文化的背景などのお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー &コンサートのひとときを共遊していただきます。【今年度のテーマは「世界の弦と笛を訪ねて」です。】

■コーディネータ 石川 修次(元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭)


---------------------------------------------------------------------------
「バンジョーの響き…その誕生から現在まで」
---------------------------------------------------------------------------

■演奏 :
原 さとし・青木 研・加瀬 浩正・石川 修次

西アフリカから太西洋を渡って北アメリカにもたらされた楽器が、どのようにしてバンジョーとして生まれるに至ったのでしょうか。アメリカ人の手によって生まれた唯一の民族楽器であり、「バンジョーを知ることはアメリカの歴史を知ることになる」といわれるこの楽器の誕生と、その歴史的・社会的・文化的背景を探りながら、21世紀を迎えた現在も身近な楽器として愛され続けている姿を、日本を代表するバンジョープレーヤーのお話と演奏でご紹介します。

【特記事項】
【申込方法】事前予約制となります(全席自由、先着150名)。
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)

■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。

■受講料は、事前にお支払が必要です。受付の際に『受講のご案内』をご提示ください。

■会場:駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水駅」徒歩3分、丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町駅」徒歩5分です。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■開場: 13:30

【講義概要】
第1回 12月15日(土)

講師陣

名前 原 さとし
肩書き 5弦バンジョープレーヤー
プロフィール 2009年度、11年度、13年度、15年度、18年度オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1963年富山県に生まれる。幼い頃より地元に伝わる祭り囃子を耳にして育ち、17歳の時にバンジョーと出会う。大学時代は関西の17大学によるブルーグラスサークル“関西ユニグラス”を結成、初代リーダーを務める。1994年国内最大の箱根ブルーグラスフェスティバルにおいてバンジョーのソロ曲で人気投票No1になる。現在、ブルーグラスバンジョーのトッププレーヤーとして“ロンサムストリングス”“トイメンシャオ”“パスカルズ”などで活躍中。その一方、黒船来航時のミンストレルショーの調査をライフワークとして、日本の夜明けに響いたバンジョーサウンドを追い求めている。
名前 青木 研
肩書き 4弦バンジョープレーヤー
プロフィール 2009年度、11年度、13年度、15年度、18年度オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1978年千葉県に生まれる。小学校時代、二村定一などの唄う「ジャズ小唄(君恋し、私の青空、アラビヤの唄)」をはじめとする、蓄音機やそこから流れる戦前音楽に親しみ、それらの曲に使われていたバンジョーの音色に強い魅力を感じる。13歳で憧れていたこの楽器を初めて手にしてから、ディキシーランドジャズで使われる4弦のテナーバンジョー・プレクトラムバンジョーを独学でマスターする。さまざまなジャンルの数多くの演奏家と共演し、 日本を代表する4弦バンジョープレーヤーとして楽しげなステージングと華麗なテクニックで観客を魅了している。
名前 加瀬 浩正
肩書き 5弦バンジョープレーヤー
プロフィール 2005年度、18年度オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1952年千葉県に生まれる。中学生時代にフォークソング・リバイバルの波に接し、米国の古い民謡に興味を持ちルーツをたどるうちにオールドタイム・マウンテン・ミュージックとそこで使われるバンジョーと出会う。中3で牛乳配達のアルバイトをしてバンジョーを購入し奏法の取得に努めたが、バンジョーを知る人などない片田舎で四苦八苦の日々を送る。7年後、石川修次氏と出会い、クローハンマー奏法に開眼した。その後、オールドタイムのもう一つの重要楽器であるフィドル(バイオリン)を弾く友人と二人でバンドを結成、演奏活動を開始する。1990年代からは毎年アメリカのフェスティヴァルに参加し、さまざまなコンテストで入賞を果たす。2001年には、期間中に10万人が参加する「マール・ワトソン・フェスティヴァル」にアメリカ人以外の演奏者として招待されるなど、現在も国内外で活躍している。
名前 石川 修次
肩書き コーディネータ・元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭
プロフィール 2005年度、09年度、11年度、13年度、15年度、17年度、18年度オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1950年東京都に生まれる。國學院大學卒業後、明治大学付属中野中学高等学校の教員となり、現在に至る。大学では民俗学を学び、日本各地の民俗調査に携わる。中学時代にアメリカのフォークソングに出会い、1965年から5弦バンジョーを弾き始める。特にトラディショナル・フォーク・ミュージックに深い関心を持ち、伝承者の「人となり」を研究している。またバンジョーについての興味は尽きることなく、現在も19世紀後半から現代に至るバンジョーをめぐる文化的・社会的・歴史的背景について研究を続けている。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.