講座詳細情報
申し込み締切日:2018-11-02 / その他教養 / 学内講座コード:18220070
折紙構造の優れた特性とその産業化のための課題と解決について 産業化を妨げる展開収縮機能対応と複雑構造の安価な製造法など
- 開催日
- 11月10日(土)、11月17日(土)、11月24日(土)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~15:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
折り畳めるぺットボトル成功と、2008年にメディアで取り上げられたが、未だ実現できていない。これは紙と異なり、ペット材だと折り畳まれた後、勢いよく元の長さ近くに戻ってしまうなどがまず原因として挙げられる。衝突時の自動車の吸収材も、理想的なアコーディオン型の潰れモードが得られても、自らの嵩張りが邪魔となり、自長の70%程度しか潰れない。初期ピーク荷重が高すぎるという課題もある。これらの課題解決のため、螺旋がキーワードの第2世代のバイオミメティクス折紙構造の利用が有効と示されてきた。しかし、安価な生産技術が困難なため本格的採用は見送られている。このように折紙構造は優れた特性を有すもののその産業化は容易でない。本講座では、折紙構造の優れた特性とともに、これらの課題解決について紹介する。
【特記事項】
川崎市教育委員会連携事業 【協力】(株)インターローカス
◆入会金無料講座◆
2018年度に「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
※この講座は、ポイント対象外です。
【講義概要】
第1回 11月10日(土) 折紙による展開収縮構造のデザインと製作
様々な展開収縮構造を紹介します。理解を深めるため,実際に折紙で作ってみましょう。
第2回 11月17日(土) 優れた特性を有す折紙構造の産業化の課題とその解決法について
折紙構造の産業化を阻害している要因とその解決法について例を挙げて説明します。
第3回 11月24日(土) 折りたたみ式厚板ボックスやヘルメットー基礎となる折り紙の数理とはー
折り紙のモデルを用いながら、数理科学的側面を一緒に考えてみませんか。
折り畳めるぺットボトル成功と、2008年にメディアで取り上げられたが、未だ実現できていない。これは紙と異なり、ペット材だと折り畳まれた後、勢いよく元の長さ近くに戻ってしまうなどがまず原因として挙げられる。衝突時の自動車の吸収材も、理想的なアコーディオン型の潰れモードが得られても、自らの嵩張りが邪魔となり、自長の70%程度しか潰れない。初期ピーク荷重が高すぎるという課題もある。これらの課題解決のため、螺旋がキーワードの第2世代のバイオミメティクス折紙構造の利用が有効と示されてきた。しかし、安価な生産技術が困難なため本格的採用は見送られている。このように折紙構造は優れた特性を有すもののその産業化は容易でない。本講座では、折紙構造の優れた特性とともに、これらの課題解決について紹介する。
【特記事項】
川崎市教育委員会連携事業 【協力】(株)インターローカス
◆入会金無料講座◆
2018年度に「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
※この講座は、ポイント対象外です。
【講義概要】
第1回 11月10日(土) 折紙による展開収縮構造のデザインと製作
様々な展開収縮構造を紹介します。理解を深めるため,実際に折紙で作ってみましょう。
第2回 11月17日(土) 優れた特性を有す折紙構造の産業化の課題とその解決法について
折紙構造の産業化を阻害している要因とその解決法について例を挙げて説明します。
第3回 11月24日(土) 折りたたみ式厚板ボックスやヘルメットー基礎となる折り紙の数理とはー
折り紙のモデルを用いながら、数理科学的側面を一緒に考えてみませんか。
備考
【教材】
配付資料
配付資料
講師陣
名前 | 萩原 一郎 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学研究・知財戦略機構先端数理科学インスティテュート(MIMS)・自動運転社会総合研究所 特任教授 |
プロフィール | 1972年3月京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修了.同年4月~1996年3月日産自動車(株).1996年4月~1999年3月東京工業大学工学部機械科学科教授.1999年4月~2012年3月,同大学大学院理工学研究科機械物理工学専攻教授.2012年4月~現在,明治大学研究・知財戦略機構特任教授.先端数理科学インスティテュート所長.東京大学工学博士(機械工学).日本学術会議会員.東京工業大学名誉教授。 |
名前 | 石田 祥子 |
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肩書き | 明治大学理工学部専任講師 |
プロフィール | 2004年京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。民間企業にて勤務の後、東京工業大学研究員、明治大学先端数理科学インスティテュート研究員、同大理工学部助教を経て、2016年4月より現職。折紙の数理に基づいた構造設計と展開収縮構造の工学応用を研究。博士(工学)。 |
名前 | 奈良 知恵 |
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肩書き | 明治大学研究・知財戦略機構客員教授、先端数理科学インスティテュート所員 |
プロフィール | 1981年武蔵工業大学 助手を経て講師、1985年ミシガン大学客員研究員、1989年実践女子大学・日本大学 非常勤講師(兼任)、1992年テネシー大学 Adjunct Assistant Professor、1993年ブラントカウンティー補習校高等部 講師、東海大学理学部教授を経て現職。 |