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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-19 / 心理:その他教養 / 学内講座コード:18220060

テレビCMとその時代 ―昭和のCMを検証する―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月27日(土)、11月10日(土)、11月24日(土)、12月 8日(土)、12月22日(土)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
11,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本における電波を媒体としたコマーシャル(CM)の歴史は昭和26年(1951年)のラジオCMに始まり、今年で67年となります。CMは現在では私たちの日常生活にすっかりとけ込んでいます。「昭和の時代のCMは面白かった」、とよく言われています。そして「平成の30年間のCMはあまり面白いものがなかった」との声も聞かれます。バブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災といった大きな出来事があり、時代の苦悩がCMに反映したと見ることができるかも知れません。昭和の時代のCMは、手探りで始まり、時代の機運にも恵まれて、試行錯誤を繰り返しながら新奇なアイディアを次々と生み出しました。CMは時代と直結しています。皆さんの記憶に残るCM作品も数多くあるのではないでしょうか。本講座では、昭和と平成をまたいでCM制作の現場で活躍してきたクリエーターの方々とともに、昭和期のCM表現の歴史とその背景を検証し、そこから新たな時代の映像表現を展望したいと思います。

【講義概要】
第1回 10月27日(土) CMディレクターの時代 1970年~ 1989年まで
コマーシャルは誰が作っているのか? そして、「ディレクター」の発見

第2回 11月10日(土) CMプランナーの時代 1990年~現在まで
コマーシャルは誰が考えるのか? そして、「プランナー」の役割は?

第3回 11月24日(土) CMソングの作り方 音楽ディレクターの仕事
現在のCMソングの作り方とは全く違う昭和期のCMソングの作り方を解説します

第4回 12月 8日(土) CMソングの歴史と背景
CM映像表現パターンとCMソングとの相関関係を解説します

第5回 12月22日(土) CM映像の基本を作った「日本天然色映画」を語る
杉山登志を擁した日本天然色映画出身の美術の長澤佑好氏と、カメラマンの三隅研二氏をゲストに迎え、日天全盛時代のCM状況をインタビューします

備考

【教材】
・ 配付資料
・ リバティアカデミーブックレット28「テレビCMとその時代/テレビCMとその時代II」(2015年)740円+税
・リバティアカデミーブックレット37「テレビCMとその時代III/IV」(2018年)740円+税

※ブックレットは、各自ご購入願います。

講師陣

名前 山崎 信英
肩書き CM音楽プロデューサー、(株)スーパーミューザック元代表取締役
プロフィール 1950年岩手県生まれ。成蹊大学文学部文化学科卒業。1980年CM音楽制作会社(有)ミューザック設立、1982年スーパーミューザック(株)に移行。1996年より代表取締役。3000本近いCM音楽の制作のほかイヴェント、CDのプロデュースに携わる。
名前 松岡 正
肩書き アイエスティー株式会社代表取締役/株式会社BIS取締役
プロフィール 大手企業のCMを多数演出。Godiva、リヤドロ等のWEBサイト、通販ショップの立ち上げに従事。
名前 長澤 佑好
肩書き CM美術デザイナー
プロフィール 1962年銀座歌舞伎座に裏方として入社。舞台装置家を目指す。しかし、コマーシャルの面白さに興味が湧き、これからはテレビコマーシャルの時代だと思い、CM業界に飛び込む。1965年、日本天然色株式会社に入社。入社してすぐに鬼才杉山登志の美術デザイナーとして、資生堂、日産、トヨタ、テイジン、東芝、パナソニックなどの仕事に携わる。1977年株式会社デザイン クリエートを設立。また、その美術は、外国の俳優や歌手などにも気に入られ、ショーン・コネリー、サミー・デイビス・ジュニアなど外国人タレントのCMを多数手がける。
名前 三隅 研二
肩書き テレビCMカメラマン
プロフィール テレビCMカメラマン。日本大学芸術学部映画学科卒業後、日本天然色入社、日本天然色の花形ディレークター杉山登志のもとでカメラマンとして一本立ち、TOYOTA、資生堂など数多くのCMを手がけ、カンヌ金賞、ACC大賞、ADC賞など多くの賞を受賞。CM業界で一番テレビコマーシャルの本数を撮り、その作品の多さから、一番フィルムを回したカメラマンといわれている。
名前 伊藤 真弓
肩書き コーディネータ・明治大学法学部准教授
プロフィール 明治大学ルーマニア文化研究所代表。19世紀末におけるドイツ語圏の文化と社会、ルーマニア文化を研究対象とし、同時に広く文化と社会の関係に関心を持つ。リバティアカデミー講座では、「駐日ルーマニア大使館共催・ルーマニアの文化に親しむ」(2009-2010)、「オープン講座・バグパイプの魅力」(2013年度後期)、「テレビCMとその時代I・II」(2013/2014年度前期・中野キャンパス)、「日本のフォークソングとその時代I・II」(2013/2014年度後期・中野キャンパス)等のコーディネータを担当。
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