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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-10 / 文学:日本史 / 学内講座コード:18220053

書物の文化史II 明治大学図書館所蔵ファクシミリ版から味わう写本の魅力

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月18日(木)、11月 8日(木)、11月29日(木)、12月20日(木)
講座回数
4回
時間
15:00~17:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
12,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
講座のタイトルを「書物の文化史」(シリーズ名)としました。今回は中世の人々の生活や考えに思いを馳せることができるような題材を選んでみました。最初に取り上げるのは『聖母マリア讃詞集』。金地に赤と青の基調色が見事で、息をのむような豪華さが特徴です。『ヴェリスラフ聖書』の挿絵は、前者とは異なり、柔らかみと温かさが感じられる描写です。後半は動物図鑑と植物誌に的を絞りました。『ピーターバラ中世動物譜』は金で彩られた挿絵と頭文字が全ページにわたり、華やかで趣ある書物となっています。『植物誌』は、ルネサンス前夜の世界観や自然観の変化が如実に示され、日常生活に関する記述と挿絵に特徴がある作品です。ルネサンス前期の文化と人々の生活にほんの少し触れてみましょう。

【講義概要】
第1回 10月18日(木) 聖母マリア讃詞集
聖母マリアの前半生が随所に挿入された挿絵とともに収められ、中期ビザンティン写本芸術の最高傑作。

第2回 11月 8日(木) ヴェリスラフ聖書
旧訳聖書と新訳聖書に関わる747枚の絵が羊皮紙に描かれた14世紀の彩色写本。

第3回 11月29日(木) ピーターバラ中世動物譜
動物に関する中世ヨーロッパ人の知識をまとめ、104点の挿絵を盛り込んだ動物図鑑。

第4回 12月20日(木) 植物誌
ルネサンス前夜の世界観や自然観の変化が示され、日常生活の諸場面に関する記述と挿絵が特徴。

備考

【教材】
配付資料

講師陣

名前 阪田 蓉子
肩書き 元明治大学文学部教授
プロフィール 講座コーディネータ
図書の文化史および地域情報サービスが研究課題。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。教材用DVD監修「多様な図書館サービス-現場からのルポルタージュ」。明治大学図書館情報学研究会会長。
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