講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-05 / その他教養 / 学内講座コード:18220044
キーワードからアプローチする東南アジア世界 人々、モノ、そして同時代性
- 開催日
- 10月13日(土)、10月20日(土)、10月27日(土)、11月17日(土)、12月 8日(土)、12月22日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
東南アジア世界はタイ、ベトナムなどの「大陸部東南アジア」とインドネシア、マレーシアなどの「島嶼部東南アジア」に大きく二分されてきました。大きく捉えると前者は仏教世界、後者はイスラーム世界と区分されます。この区分法は今日でも有効ですが、その一方で多様化しています。例えば、所得水準から見れば、日本の1人あたりの所得水準を超える国もあれば、きわめて貧しい国もあります。東南アジア世界の特徴を一言では捉えにくくなっているのが現状です。本講義では、東南アジア世界に「横串」を刺し、”人々”の生活、東南アジアの”モノ”、そして、”同時代性”の3つの視点から、それぞれテーマを立て東南アジア社会の理解を深めます。
【講義概要】
第1回 10月13日(土) 「暦」-東南アジアの人々の暮らし-
東南アジアの人々の生活のリズムを探ります。
第2回 10月20日(土) 「祈り-イスラーム世界を中心に」-
東南アジアの人々の約半分は、イスラームを信仰する人々です。彼らの生活のリズムの中心にある祈りに注目します。
第3回 10月27日(土) 「米」-人々を支える「モノ」-
主食の1つである米に注目し、東南アジア世界を食事から見ていきます。
第4回 11月17日(土) 「香辛料」-歴史を変えた東南アジアの「モノ」-
料理の味付けの重要な柱になっている香辛料。同時にそれは東南アジアの歴史を動かしてきました。
第5回 12月 8日(土) 「新・外国人労働者」-東南アジアの今-
日本でも増加している外国人労働者。東南アジアにも新しい人々が流入し、新しい社会が生まれつつあります。
第6回 12月22日(土) 「国境を越えるモノ」-東南アジアの今-
東南アジア10カ国は共通市場への道を歩みつつあります。その現状を探ります。
東南アジア世界はタイ、ベトナムなどの「大陸部東南アジア」とインドネシア、マレーシアなどの「島嶼部東南アジア」に大きく二分されてきました。大きく捉えると前者は仏教世界、後者はイスラーム世界と区分されます。この区分法は今日でも有効ですが、その一方で多様化しています。例えば、所得水準から見れば、日本の1人あたりの所得水準を超える国もあれば、きわめて貧しい国もあります。東南アジア世界の特徴を一言では捉えにくくなっているのが現状です。本講義では、東南アジア世界に「横串」を刺し、”人々”の生活、東南アジアの”モノ”、そして、”同時代性”の3つの視点から、それぞれテーマを立て東南アジア社会の理解を深めます。
【講義概要】
第1回 10月13日(土) 「暦」-東南アジアの人々の暮らし-
東南アジアの人々の生活のリズムを探ります。
第2回 10月20日(土) 「祈り-イスラーム世界を中心に」-
東南アジアの人々の約半分は、イスラームを信仰する人々です。彼らの生活のリズムの中心にある祈りに注目します。
第3回 10月27日(土) 「米」-人々を支える「モノ」-
主食の1つである米に注目し、東南アジア世界を食事から見ていきます。
第4回 11月17日(土) 「香辛料」-歴史を変えた東南アジアの「モノ」-
料理の味付けの重要な柱になっている香辛料。同時にそれは東南アジアの歴史を動かしてきました。
第5回 12月 8日(土) 「新・外国人労働者」-東南アジアの今-
日本でも増加している外国人労働者。東南アジアにも新しい人々が流入し、新しい社会が生まれつつあります。
第6回 12月22日(土) 「国境を越えるモノ」-東南アジアの今-
東南アジア10カ国は共通市場への道を歩みつつあります。その現状を探ります。
備考
【教材】
配付資料
配付資料
講師陣
名前 | 鳥居 高 |
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肩書き | 明治大学商学部教授、大学院・教養デザイン研究科担当 |
プロフィール | 中央大学法学部卒業。アジア経済研究所勤務を経て、1997年より専任教員。研究分野は政治学・地域研究、多民族国家における政治・経済システムの研究。主に東南アジア、特に、海に浮かぶイスラーム世界・島嶼部東南アジアの政治経済と近現代史を専門とする。主な著書・論文として、『アジア中間層の生成と特質』(共編著・アジア経済研究所・2002年)『岩波講座 東南アジア史』(共著)など。 |