講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-25 / その他教養 / 学内講座コード:18220018
日本人の魂の古層を探る
- 開催日
- 10月 3日(水)、10月17日(水)、10月31日(水)、11月14日(水)、11月28日(水)、12月12日(水)、 1月 9日(水)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
今の世界を見れば、現代文明を生み出してきた父性原理があちこちで綻び、欲望が野放しになるにつれ、格差を生み、憎しみや不安、生きがいの喪失など様々な不条理が噴き出しています。むしろ律令制の始めから、その中央の動きに抵抗し、取り残された周縁の文化の中にこそ、日本が経済大国から文化大国へ歩む未来の道筋が見えてくるように思います。この講座は、日本人が培ってきた魂の古層をとおして、閉塞した日本文化のパラダイム変換を模索するものです。
【講義概要】
第1回 10月 3日(水) 鬼について
第2回 10月17日(水) 短所に託す夢-近世庶民演劇の想像力-
第3回 10月31日(水) 日本思想の古層について
第4回 11月14日(水) 心と魂のゆくえ
第5回 11月28日(水) 命と魂に関して
第6回 12月12日(水) 珊瑚の島の魂の行方
第7回 1月 9日(水) カミとヒト-波照間島の神行事をめぐって-
今の世界を見れば、現代文明を生み出してきた父性原理があちこちで綻び、欲望が野放しになるにつれ、格差を生み、憎しみや不安、生きがいの喪失など様々な不条理が噴き出しています。むしろ律令制の始めから、その中央の動きに抵抗し、取り残された周縁の文化の中にこそ、日本が経済大国から文化大国へ歩む未来の道筋が見えてくるように思います。この講座は、日本人が培ってきた魂の古層をとおして、閉塞した日本文化のパラダイム変換を模索するものです。
【講義概要】
第1回 10月 3日(水) 鬼について
第2回 10月17日(水) 短所に託す夢-近世庶民演劇の想像力-
第3回 10月31日(水) 日本思想の古層について
第4回 11月14日(水) 心と魂のゆくえ
第5回 11月28日(水) 命と魂に関して
第6回 12月12日(水) 珊瑚の島の魂の行方
第7回 1月 9日(水) カミとヒト-波照間島の神行事をめぐって-
備考
【教材】
配付資料
配付資料
講師陣
名前 | 金山 秋男 |
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肩書き | 明治大学法学部教授・明治大学死生学・基層文化研究所代表・コーディネータ |
プロフィール | 1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『歎異抄』、共著に『「生と死」の図像学』、『古典にみる日本人の生と死』など。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所代表、国際熊野学会副代表。 |
名前 | 原 道生 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1936年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。1981年より26年間明治大学文学部に勤務、その間文学部長、図書館長を務めた。専攻は演劇を中心とする日本近世文学。著書には『近松門左衛門(新潮社)』『近松浄瑠璃集』(岩波書店、共著)等がある。 |
名前 | 飯田 泰三 |
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肩書き | 島根県立大学副学長 |
プロフィール | 1943年3月山口県下関市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了後、法政大学法学部政治学科で37年間「日本政治思想史」を教える。現在,島根県立大学副学長,同大学院北東アジア開発研究科長。主要著作は『批判精神の航跡―近代日本精神史の一稜線』1997、『戦後精神の光芒―丸山眞男と藤田省三を読むために』2006。ほかに、『丸山眞男集』全16巻、『丸山眞男講義録』全7巻、『藤田省三著作集』全10巻、等を編集。 |
名前 | 木村 宣彰 |
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肩書き | 大谷大学名誉教授、鈴木大拙館館長 |
プロフィール | 鈴木大拙館館長。大谷大学名誉教授。1943年、富山県生まれ。66年に大谷大文学部仏教学科卒業。同大大学院文学研究科博士課程満期退学。同大図書館長、文学部長などを経て、2004年4月~2010年3月まで学長を務めた。専門は仏教学(中国仏教)。主な著書に、『注維摩経序説』(東本願寺出版部)、『仏教思想の奔流―インドから中国・東南アジアへ―』(共著・自照社出版)、『中国仏教思想研究』(法蔵館)、『五濁の時代に―念仏の導き―』上・中・下(北日本新聞社)ほか。 |
名前 | 居駒 永幸 |
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肩書き | 明治大学経営学部教授 |
プロフィール | 1951年山形県生まれ。博士(文学)。専攻は日本古代文学、日本民俗学。『万葉集』や『古事記』『日本書紀』の歌と散文に関する研究のほか、奄美沖縄や東北の民俗調査も継続的に実施している。著書に『古代の歌と叙事文芸史』(笠間書院、2003年、志田延義賞受賞)、『東北文芸のフォークロア』(みちのく書房、2006年)、共編著に『日本書紀[歌]全注釈』(同、2008年)。 |
名前 | 浜口 稔 |
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肩書き | 明治大学理工学部教授 |
プロフィール | 専門は、言語学史・博物思想。表象・展示の観点から、琉球とアイヌ民族の文化・歴史、沖縄県ハンセン病問題に取り組む。著書に、『綾蝶』(詩集、筆名 湊禎佳)、『言語機械の普遍幻想』他。論文に、「カムイのイォルを幻視する」、「ハンセン病回復者の語る戦世」他。展示企画に、「いま、アイヌ文化を生きる」展(明治大学)、「ふり仰ぐ明日へ??ハンセン病回復者の祈り」展(那覇空港)など。 |
名前 | アウエハント 静子 |
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肩書き | オランダ・ライデン大学日本学研究員 |
プロフィール | 京都府生まれ。1960年同志社大学文学部英文科卒業。同年民俗学者コルネリウス・アウエハントと結婚。沖縄・オランダを主な拠点として、結いの心で結ばれた共同体(村)づくりに奔走する。『波照間島ー祭祀の空間』(編者、榕樹書林2004年)など。 |