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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-06-29 / その他教養 / 学内講座コード:18170022

【龍谷大学連携講座】明治大学リバティアカデミー大阪出張講座 国号「日本」の始まりと7世紀の東アジア情勢

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
7月 7日(土)、 7月 7日(土)
講座回数
2回
時間
第1部 13:00~14:00、 第2部 14:30~15:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
2,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
「日本」という国号はいつ、どのように成立したのでしょうか。通説的には、701年の大宝令の施行、直後の遣唐使による中国側の承認を経て定まったとされます。しかしここからはなぜ「日本」か、その積極的な理由が導き出せません。本講座では、「倭」から「日本」への転換の背景と意義を、通説を離れ、7世紀の東アジア情勢にまで遡り考察します。その際注目されるのは、660年の百済の滅亡、663年の白村江の戦いと「倭」の敗退、そして668年の高句麗の滅亡と続く東アジアの大変動です。近年、当時に直結する百済人「袮軍墓誌」が中国で発見され、「日本」の名が確認されました。これを軸に置き、607年の遣隋使・小野妹子がもたらした「国書」、下っては「井真成墓誌」まで視野に入れ、「日本」の成り立ちを全面的に講じます。

【特記事項】
【申込方法】事前予約制となります(全席自由、先着50名)。
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423

■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。

■受講料は、事前にお支払いが必要です。受付の際に『受講のご案内』をご提示ください。

■会場: 龍谷大学大阪梅田キャンパス(ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階)
大阪市北区梅田2-2-2
・JR「大阪駅」 桜橋出口より徒歩4分
・大阪市営地下鉄四ツ橋線「西梅田駅」 3番出口すぐ、地下通路で直結

【講義概要】
第1回 7月 7日(土) 【一部】「袮軍墓誌」に見える白村江の戦いと「日本」
新発見「袮軍(ていぐん)墓誌」を手がかりに、660年代の朝鮮半島の変動を論じ、国号 「日本」の成立の背景に迫る。

第2回 7月 7日(土) 【二部】東アジアにおける「倭」から「日本」への転換
7世紀の倭のイメージ、遣隋使のいう「日出ずる処」、遣唐留学生「井真成墓誌」などから「日本」の成立を論ず。

備考

【教材】
・配付資料
・参考文献:氣賀澤保規著『絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(講談社、2006年)2,600円+税

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 氣賀澤 保規
肩書き 元明治大学文学部教授・文学博士、明治大学東アジア石刻文物研究所所長、(公財)東洋文庫研究員
プロフィール 博士(文学)。京都大学文学部卒業。同大学院修了。1995年より現職。専門は、中国魏晋南北朝から隋唐時代にかけての政治社会文化史。主著に『府兵制の研究』(同朋舎、明治大学学術奨励賞受賞)、『則天武后』(白帝社)、『中国の歴史12、絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(講談社)、『遣隋使がみた風景』(八木書店)「中国中世仏教石刻の研究」(勉誠出版)など。
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