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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-18 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:18120064

中国「美女」の社会史6 中国近世・近現代を駆け抜けた「美女」たち

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月26日(木)、 5月17日(木)、 5月31日(木)、 6月14日(木)、 6月28日(木)、 7月12日(木)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
14,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
中国史は「一治一乱」の言葉で表現されるように、上古から現代まで、王朝の興亡や権力の交代が激しく繰り返されてきました。この変転極まりない政治の裏側には、つねに個性的でしたたかな女たちがうごめき、歴史に彩りと厚みを与えました。彼女たちは多くの場合、「美女」であることによって権謀術数の渦巻く政治に弄ばれ、また時代を動かす一つの主役を演じました。本講座ではそうした女性群像を追いかけ、中国史のもつ奥行きや魅力に迫ります。
ここでいう「美女」とは、単なる外見だけでなく、内面の美しさ、知的輝き、個性的な言動によって時代に関わった女たちを含みます。時には小説などの世界からも登場してもらいます。一面的な「美女」史・女性史ではない中国史を模索していきます。今期は最終局面の清代から近代・現代の女性たちに焦点をあてます。
機会があれば教室を飛び出し、フィールドワークに出ましょう。第1回(2015年度)は洛陽一帯を、
第2回(2016年度)は洛陽ー長安(西安)間をフィールドワークしました。

【特記事項】
延安時代の江青(横にいるのは毛沢東)

【講義概要】
第1回 4月26日(木) ラストエンペラー時代を生きた西太后の虚像と実像
中国三大悪女の一人とされる清の西太后(1835-1908)、その波乱の一生を清末政治史の中でたどる。

第2回 5月17日(木) 太平天国の女性たち:その夢と挫折の狭間で
男女平等を掲げた太平天国の乱(1851?1864)に加わった女性たちの立場、その実相に迫る。

第3回 5月31日(木) 女性解放の前衛として駆け抜けた秋瑾
清朝打倒と女性解放のために、わずか30歳で倒れた時代の先駆者秋瑾(1877-1907)の一生。

第4回 6月14日(木) 宋家三姉妹と近代中国
四大家族の宋家に生まれた三姉妹、靄齢と慶齢と美齢、各自の波乱の人生を中国史と絡めて考える。

第5回 6月28日(木) 江青と王光美――中共政権指導層の女性像
毛沢東夫人江青(1914-1991)の生き方を、劉少奇夫人王光美(1921?2006)と比較しつつ浮き彫りにする。

第6回 7月12日(木) 「美女」から見た中国史の集約
本講座で追いかけた中国史上の「美女」群像を集約し、中国史のもつ激しさと厳しさそして面白さを再認識する。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 氣賀澤 保規
肩書き 元明治大学文学部教授・文学博士、明治大学東アジア石刻文物研究所所長、(公財)東洋文庫研究員
プロフィール 博士(文学)。京都大学文学部卒業。同大学院修了。1995年より現職。専門は、中国魏晋南北朝から隋唐時代にかけての政治社会文化史。主著に『府兵制の研究』(同朋舎、明治大学学術奨励賞受賞)、『則天武后』(白帝社)、『中国の歴史12、絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(講談社)、『遣隋使がみた風景』(八木書店)「中国中世仏教石刻の研究」(勉誠出版)など。
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