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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-05-04 / その他教養 / 学内講座コード:18120054

キーワードからアプローチする東南アジア世界 人、モノ、そして同時代性

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月12日(土)、 5月19日(土)、 5月26日(土)、 6月 2日(土)、 6月 9日(土)、 6月30日(土)、 7月 7日(土)
講座回数
7回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
東南アジアは遠い世界か?現在でも中学、高校までの社会科の中で、東南アジア世界はあまり扱われていません。その大きな理由の1つが、日本史と世界史という2分法にあります。
日本史ではフランシスコ・ザビエルの来日を学び、その一方で世界史ではヴァスコ・ダ・ガマのインド航路の「発見」を学びますが、両者はつながっています。そのつながりの世界が「東南アジア」です。また、東南アジアは今、多様化しています。日本の1人あたりの所得を超えた国もあれば、これから工業化を進めようとする国もあります。このように経済面だけでも多様な顔を持つ東南アジアにも、「共通項」から見ていくことによって、その素顔が描き出されていくと思います。そこで、本講座では東南アジア世界に「横串」を指し、人々の生活、東南アジアのモノ,そして今おきている同時代性の3つの視点からそれぞれ、テーマを立て東南アジア社会の理解を深めます。

【講義概要】
第1回 5月12日(土) 東南アジア世界を「鳥の目」で見る
東南アジア世界の特徴を大きく捉え、各講義で取り上げる視点を位置づけ、「鳥の目」でとらえます。

第2回 5月19日(土) 「姓名」-名前の構造から見る東南アジアの「人々」
各国、各民族には独自の姓名の構造や名前のつけ方があり、そこには宗教や家族制度などが反映されています。

第3回 5月26日(土) 「○僑」-移動する東南アジアの「人々」
東南アジア世界内でも、東南アジア世界外からも人々が移動し、現在の姿を作りました。「僑」とは“仮住まい”を意味します。

第4回 6月 2日(土) 「金属」-歴史を変えた東南アジアの「モノ」
東南アジアもまた豊富な鉱物資源に恵まれた世界です。そこから産出される鉱物が歴史を変えました。

第5回 6月 9日(土) 「ヤシ」-生活を支える東南アジアの「モノ」-
ココヤシ、ニッパヤシ、ラタン、そしてアブラヤシと東南アジアの生活に多様に活用されるヤシが彼らの生活を作りました。

第6回 6月30日(土) 「ハラール」-東南アジアの今-
東南アジア、なかでもムスリム人口が多い島嶼部東南アジアでは、ハラール産業の育成が重要視されています。

第7回 7月 7日(土) 「高齢化」-東南アジアの今ー
エイジングという言葉は、日本や先進国だけの課題ではありません。福祉制度が未整備なままでの高齢化の現状を探ります。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鳥居 高
肩書き 明治大学商学部教授、大学院・教養デザイン研究科担当、地域連携推進センター長
プロフィール 中央大学法学部卒業。アジア経済研究所勤務を経て、1997年より専任教員。研究分野は政治学・地域研究、多民族国家における政治・経済システムの研究。主に東南アジア、特に、海に浮かぶイスラーム世界・島嶼部東南アジアの政治経済と近現代史を専門とする。主な著書・論文として、『アジア中間層の生成と特質』(共編著・アジア経済研究所・2002年)『岩波講座 東南アジア史』(共著)など。
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