講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-06 / その他教養 / 学内講座コード:18120035
都市空間を歩く
- 開催日
- 4月14日(土)、 4月21日(土)、 4月28日(土)、 5月12日(土)、 5月19日(土)、 5月26日(土)、 6月 2日(土)、 6月 9日(土)、 6月16日(土)
- 講座回数
- 9回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 35
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
「文庫本を抱えて街に出ませんか」というコピーでリバティアカデミー創立期にスタートしたこの講座は、一期3タームでの運営、とうとう100タームを越えました。レベルの高さを失わないままで、さらに面白さをと思っています。久しぶりに「課外講座」も開けるよう、努力したいと思っています。
【特記事項】
※フィールドワークに関わる費用は別途実費
※フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
【講義概要】
第1回 4月14日(土) 森?外「山椒大夫」―身代わり地蔵と運験し―(1)
説経節を下敷きにした?外の歴史小説の名作「山椒大夫」を「運験し」というキーワードで読みます。テキストは各種文庫にあります。
第2回 4月21日(土) 森?外「山椒大夫」―身代わり地蔵と運験し―(2)フィールドワーク
安寿と厨子王の伝承にまつわる釡寺・東運寺(杉並区方南)を訪れ、その周辺を探訪します。
第3回 4月28日(土) 森?外「山椒大夫」―身代わり地蔵と運験し―(3)
?外の小説「山椒大夫」と溝口健二の映画「山椒大夫」を比較し、それぞれの特徴を考えます。
第4回 5月12日(土) 谷崎潤一郎の東京 コレクション(1)
谷崎の東京を考察します。第1回は谷崎「幼少時代」。テキストは岩波文庫に収録。
第5回 5月19日(土) 谷崎潤一郎の東京 コレクション(2)フィールドワーク
日本橋をテキストの空間に従順に歩きます。地下鉄人形町駅改札口集合予定。
第6回 5月26日(土) 谷崎潤一郎の東京 コレクション(3)
谷崎が都市東京をどう描いたか、概観しつつ、谷崎にとっての東京を考察します。
第7回 6月 2日(土) 幸田露伴「一国の首都」を読む(1)
幸田露伴が明治32年(1899)に書き上げた大論文「一国の首都」を読みます。テキストは岩波文庫に収められていますが品切れのため、抜粋を事前に配付します。
第8回 6月 9日(土) 幸田露伴「一国の首都」を読む(2)フィールドワーク
帝国議会仮議事堂が建っていた麹町区内幸町2丁目(現在の千代田区霞ヶ関1丁目)界隈を歩き、「一国の首都」における議会の役割を考えます。
第9回 6月16日(土) 幸田露伴「一国の首都」を読む(3)
「一国の首都は譬へば一人の頭部の如し」と述べた露伴が提起した問題を同時代の日本の状況をふまえて今日的視点から考察します。
「文庫本を抱えて街に出ませんか」というコピーでリバティアカデミー創立期にスタートしたこの講座は、一期3タームでの運営、とうとう100タームを越えました。レベルの高さを失わないままで、さらに面白さをと思っています。久しぶりに「課外講座」も開けるよう、努力したいと思っています。
【特記事項】
※フィールドワークに関わる費用は別途実費
※フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
【講義概要】
第1回 4月14日(土) 森?外「山椒大夫」―身代わり地蔵と運験し―(1)
説経節を下敷きにした?外の歴史小説の名作「山椒大夫」を「運験し」というキーワードで読みます。テキストは各種文庫にあります。
第2回 4月21日(土) 森?外「山椒大夫」―身代わり地蔵と運験し―(2)フィールドワーク
安寿と厨子王の伝承にまつわる釡寺・東運寺(杉並区方南)を訪れ、その周辺を探訪します。
第3回 4月28日(土) 森?外「山椒大夫」―身代わり地蔵と運験し―(3)
?外の小説「山椒大夫」と溝口健二の映画「山椒大夫」を比較し、それぞれの特徴を考えます。
第4回 5月12日(土) 谷崎潤一郎の東京 コレクション(1)
谷崎の東京を考察します。第1回は谷崎「幼少時代」。テキストは岩波文庫に収録。
第5回 5月19日(土) 谷崎潤一郎の東京 コレクション(2)フィールドワーク
日本橋をテキストの空間に従順に歩きます。地下鉄人形町駅改札口集合予定。
第6回 5月26日(土) 谷崎潤一郎の東京 コレクション(3)
谷崎が都市東京をどう描いたか、概観しつつ、谷崎にとっての東京を考察します。
第7回 6月 2日(土) 幸田露伴「一国の首都」を読む(1)
幸田露伴が明治32年(1899)に書き上げた大論文「一国の首都」を読みます。テキストは岩波文庫に収められていますが品切れのため、抜粋を事前に配付します。
第8回 6月 9日(土) 幸田露伴「一国の首都」を読む(2)フィールドワーク
帝国議会仮議事堂が建っていた麹町区内幸町2丁目(現在の千代田区霞ヶ関1丁目)界隈を歩き、「一国の首都」における議会の役割を考えます。
第9回 6月16日(土) 幸田露伴「一国の首都」を読む(3)
「一国の首都は譬へば一人の頭部の如し」と述べた露伴が提起した問題を同時代の日本の状況をふまえて今日的視点から考察します。
備考
【教材】
配付資料+テキスト
※テキストの一部は各自購入願います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料+テキスト
※テキストの一部は各自購入願います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 佐藤 義雄 |
---|---|
肩書き | コーディネータ・明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1948年長野県生まれ。東京教育大学大学院修了。都市・都市文化と文学の交錯を視座にして日本近代文学の読み換えを行っている。編著にこの講座の成果をまとめた『都市空間を歩く』(第1輯・第2輯、リバティアカデミーブックレット)、単著に『文学の風景 都市の風景』(蒼丘書林)、近著に『昭和文学の位相1930-1945』(2014 雄山閣)がある。 |
名前 | 松下 浩幸 |
---|---|
肩書き | 明治大学農学部教授 |
プロフィール | 大阪府出身。明治大学大学院修了。日本近代文学専攻。〈都市〉〈独身者〉〈ジェンダー〉をキーワードに、近代化と文学表象の関係を考察している。著書に『夏目漱石-Xなる人生-』共著書に『異文化体験としての大都市―ロンドンそして東京』『モダニズム・コレクション叢書 サラリーマン』などがある。 |
名前 | 長沼 秀明 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部兼任講師、川口短期大学こども学科准教授 |
プロフィール | 1962年札幌市生まれ。明治大学大学院修了。川口短期大学こども学科准教授。専門は近代日本の歴史。鹿鳴館時代の条約改正史を中央の政治・外交のみならず、地方・文化・風俗等の幅広い視点から研究することを課題とする。リバティアカデミーブックレット『都市空間を歩く』、同第二輯では、共著者の一人として、定評ある本講座を紹介している。 |
名前 | 大石 まどか(A) |
---|---|
肩書き | - |
プロフィール | 都市空間を歩くフィールドワークアルバイト |