講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-29 / その他教養 / 学内講座コード:18120029
狛犬から眺めるアジアと日本 石の霊獣が結ぶ郷土の感性(その2)
- 開催日
- 5月 7日(月)、 5月21日(月)、 6月 4日(月)、 6月18日(月)、 7月 2日(月)、 7月23日(月)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
昨年度に引き続き、この講座では、神社のわき役とみなされがちな狛犬を、一転日本とアジアを知るための主役に据えてみたいと思います。日本各地の狛犬研究家の方々をお招きして、江戸狛犬の実地探訪や知られざる地方の狛犬文化についての講義を通じ、日本の各地各様の個性ある狛犬のかたちやありかたを探りつつ、日本の狛犬をアジアのライオン像の展開という大きな流れのなかに位置づけて考えてみます。
【特記事項】
※フィールドワークに関わる費用は別途実費
※フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
【講義概要】
第1回 5月 7日(月) 中国の石獅たち
日本狛犬に影響を与えた中国の石の獅子たちの歴史と各地での展開を眺めます。
第2回 5月21日(月) 【フィールドワーク】お江戸の狛犬探訪-目黒不動尊の狛犬たち
都内最古の参道狛犬がいる目黒不動尊で、様々なタイプの狛犬を実地探訪します。
第3回 6月 4日(月) 知られざる大分狛犬の世界
多様で個性あふれる大分県の狛犬。大分県の狛犬は、なぜこんなに自由に表現されているのか。地理的・歴史的な側面からその理由について考察していきます。
第4回 6月18日(月) 朝鮮半島の石獅・石狗たち
日本に隣接する朝鮮半島の獅子像と石狗像の独自な展開と特徴を見ていきます。
第5回 7月 2日(月) 南福島の「飛び狛犬」―石工小松寅吉・小林和平の世界
南福島に独特な「飛び狛犬」の世界を創った石工小松寅吉・小林和平師弟をとりあげます。
第6回 7月23日(月) 知られざる台湾狛犬の世界
日本統治時代に台湾各地に建てられた狛犬たちを巡る数奇な運命と物語。
昨年度に引き続き、この講座では、神社のわき役とみなされがちな狛犬を、一転日本とアジアを知るための主役に据えてみたいと思います。日本各地の狛犬研究家の方々をお招きして、江戸狛犬の実地探訪や知られざる地方の狛犬文化についての講義を通じ、日本の各地各様の個性ある狛犬のかたちやありかたを探りつつ、日本の狛犬をアジアのライオン像の展開という大きな流れのなかに位置づけて考えてみます。
【特記事項】
※フィールドワークに関わる費用は別途実費
※フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
【講義概要】
第1回 5月 7日(月) 中国の石獅たち
日本狛犬に影響を与えた中国の石の獅子たちの歴史と各地での展開を眺めます。
第2回 5月21日(月) 【フィールドワーク】お江戸の狛犬探訪-目黒不動尊の狛犬たち
都内最古の参道狛犬がいる目黒不動尊で、様々なタイプの狛犬を実地探訪します。
第3回 6月 4日(月) 知られざる大分狛犬の世界
多様で個性あふれる大分県の狛犬。大分県の狛犬は、なぜこんなに自由に表現されているのか。地理的・歴史的な側面からその理由について考察していきます。
第4回 6月18日(月) 朝鮮半島の石獅・石狗たち
日本に隣接する朝鮮半島の獅子像と石狗像の独自な展開と特徴を見ていきます。
第5回 7月 2日(月) 南福島の「飛び狛犬」―石工小松寅吉・小林和平の世界
南福島に独特な「飛び狛犬」の世界を創った石工小松寅吉・小林和平師弟をとりあげます。
第6回 7月23日(月) 知られざる台湾狛犬の世界
日本統治時代に台湾各地に建てられた狛犬たちを巡る数奇な運命と物語。
備考
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 川野 明正 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学法学部教授、大学院教養デザイン研究科教授 |
プロフィール | 1967年東京都生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学、博士(文学)。アジアの民間信仰を、獅子像や、妖怪・呪術・呪符などのテーマから研究。著書に『神像呪符〈甲馬子〉集成―中国雲南省漢族・白族民間信仰誌』(東方出版)、『中国の〈憑きもの〉―華南地方の蠱毒(こどく)と呪術伝承』(風響社)、『雲南の歴史―アジア十字路に交錯する多民族世界』(白帝社)等。 |
名前 | 山田 敏春 |
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肩書き | 日本参道狛犬研究会理事 |
プロフィール | 1997年、日本参道狛犬研究会に入会。例会開催に携わり来年130回を迎える。 2003年、狛犬ツアーの「狛犬と社寺巡り」スタート、今年6月で84回となるも介護で休会。 |
名前 | 一丸 幹雄 |
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肩書き | フリーライター |
プロフィール | 大分県内の民間企業の広告(新聞、ラジオ、雑誌、テレビ、販促ツール)制作、大分県、大分市ほか行政団体の広報活動サポート、大人向けの地元情報誌『セーノ!』にて「大分のたからだから」(大分県教育委員会文化課文化財班とのタイアップ記事で文化財を紹介。2010年5月から2013年4月まで執筆)、同誌「仏の風景」(木造仏像の紹介記事。2011年3月から2014年3月まで執筆)、同誌「狛いぬ犬聞録」(狛犬の紹介記事と写真)を2017年3月から2018年2月まで連載予定。「豊後大野市三重町古墳探訪~昔々、三重の里は県南の都だった??」(豊後大野市古墳文化を考える会)執筆。 |
名前 | 鐸木 能光 |
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肩書き | 作家 作曲家 |
プロフィール | 1955年、福島市生まれ。作曲家・作家。大学在学中にビクターより作曲家デビュー。1991年、『マリアの父親』(集英社)で第四回「小説すばる新人賞」受賞。著作に『裸のフクシマ』(講談社)、『3.11後を生きるきみたちへ』(岩波ジュニア新書)、『狛犬かがみ』(バナナブックス)など多数。執筆ジャンルは小説の他、狛犬アートの研究やデジタル文化論など多岐に渡る。サイトはhttp://takuki.com/ |
名前 | 市来 訓子 |
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肩書き | 日本参道狛犬研究会 関西支部長 |
プロフィール | 2007年11月24日~28日 「旅の漫遊」主催「台湾の神社旧蹟視察と狛犬に逢ふ旅」にて上杉千郷先生一行を案内。 2014年10月18日~20日 「旅の漫遊」主催「台湾北・東北部の狛犬をたずねる旅3日間」の計画及び現地案内。 2016年6月26日 NPO法人日台交流促進の会MAHOROBA主催 第1回アジア狛犬会議にて「台湾に残る、日本統治時代の狛犬訪問記」講演。 2016年9月15日発行 台湾協会報 第744号「台湾の人に守られて生き続ける狛犬たち」記事掲載。 |