講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-02 / その他教養 / 学内講座コード:18120012
【明治大学博物館入門講座】 使って楽しむやきもの講座4 伝統陶磁器の顧客価値―ヒト・モノ・コト―を考える
- 開催日
- 4月10日(火)、 4月24日(火)、 5月 8日(火)、 5月22日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
近代における機械工業の発展は、物資の充足という点で人々の生活水準の向上に資するものでしたが、大量生産のために必要とされた規格化・標準化は多様性や人間性の喪失につながり、モノに対するこだわりを後退させました。手仕事による伝統工芸は、何より一つ一つのモノが最低限の機能を満たすだけの消耗品ではなく、そのデザインや製法はそれまでくぐり抜けてきた時代におけるさまざまな文化的諸相の反映といった価値を含むものなのです。そして、それは今まさに我々が手にして使うことの出来る品物に関してのことなのです。この講座では、商品の顧客価値として近頃よく耳にする「ヒト」「モノ」「コト」をキー・ワードに、パート1~3に引き続き美術館や各種カルチャー講座とはまた違った視点から伝統陶磁器に関する理解を深めます。
【特記事項】
※この講座は、割引対象外です。
(前回講座の様子)
【講義概要】
第1回 4月10日(火) 顧客価値その11「コト」 日本陶磁史におけるグローバリゼーション
我が国の陶磁器の特色が対外交流の中で形成されてきた経緯をたどる。
第2回 4月24日(火) 顧客価値その12「モノ」 焼成技法
「やきもの」が「やきもの」たる所以。焼成方法の違いによる陶磁器の見方。
第3回 5月 8日(火) 顧客価値その13「ヒト」 山陰の新作民藝運動
吉田璋也、バーナード・リーチ、柳宗理。新作民藝運動を主導した人々の動向。
第4回 5月22日(火) 顧客価値その14「コト」 陶磁史における20世紀前期
「伝統」への再認識。柿右衛門様式・色鍋島が復興された前後を実物資料でたどる。
近代における機械工業の発展は、物資の充足という点で人々の生活水準の向上に資するものでしたが、大量生産のために必要とされた規格化・標準化は多様性や人間性の喪失につながり、モノに対するこだわりを後退させました。手仕事による伝統工芸は、何より一つ一つのモノが最低限の機能を満たすだけの消耗品ではなく、そのデザインや製法はそれまでくぐり抜けてきた時代におけるさまざまな文化的諸相の反映といった価値を含むものなのです。そして、それは今まさに我々が手にして使うことの出来る品物に関してのことなのです。この講座では、商品の顧客価値として近頃よく耳にする「ヒト」「モノ」「コト」をキー・ワードに、パート1~3に引き続き美術館や各種カルチャー講座とはまた違った視点から伝統陶磁器に関する理解を深めます。
【特記事項】
※この講座は、割引対象外です。
(前回講座の様子)
【講義概要】
第1回 4月10日(火) 顧客価値その11「コト」 日本陶磁史におけるグローバリゼーション
我が国の陶磁器の特色が対外交流の中で形成されてきた経緯をたどる。
第2回 4月24日(火) 顧客価値その12「モノ」 焼成技法
「やきもの」が「やきもの」たる所以。焼成方法の違いによる陶磁器の見方。
第3回 5月 8日(火) 顧客価値その13「ヒト」 山陰の新作民藝運動
吉田璋也、バーナード・リーチ、柳宗理。新作民藝運動を主導した人々の動向。
第4回 5月22日(火) 顧客価値その14「コト」 陶磁史における20世紀前期
「伝統」への再認識。柿右衛門様式・色鍋島が復興された前後を実物資料でたどる。
備考
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 外山 徹 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員・明治大学国際日本学部兼任講師 |
プロフィール | 商品部門(旧商品博物館)の担当学芸員として伝統的工芸品の製造技法、商品開発、流通・販売の現状や産地自治体の行政施策などの調査・研究に携わる。工芸品の文化を、過去の遺産ではなく、生きた文化財―すなわち現代日本における文化的所産として捉え、文化資源の活用による地域社会の活性化策について研究を進めている。 |