検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2018-05-02 / その他教養 / 学内講座コード:18120006

童謡を取り巻く「にんげん史」 不朽の名作を遺した文学者たちの人間模様と時代背景を考える

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月10日(木)、 5月24日(木)、 6月 7日(木)、 6月21日(木)、 7月 5日(木)、 7月21日(土)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30(7月21日のみ14:00 ~ 16:30)
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
40
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
大正時代の文学運動から誕生した「童謡」は、その起点を大正7年の「赤い鳥」創刊にみることができ、折しもその創刊から本年で100年目を迎えました。誰もが知っている童謡が持つ真の魅力の裏側には、情操教育に燃えた文学者たちのさまざまな人間模様があり、本講座では特にそこへ焦点を絞って進めてまいります。誰もが親しく口ずさんできた童謡をめぐる背景を辿りながら、創作者たちの師弟関係や友情などさまざまな人間模様を、この講座を通じて再発見していただければ幸いです。最終回には日本で唯一、戦前から活動を続ける「音羽ゆりかご会」の実演を通して、実際の作品にも触れてみたいと考えています。

※ 本講座の受講生はオープン講座「唱歌・童謡にんげん史(レクチャー&コンサート)」へのお申込みは不要です。

【特記事項】
※7月21日のみ土曜日実施

(音羽ゆりかご会)

【講義概要】
第1回 5月10日(木) 大正童謡を生んだ三大詩人
童謡黎明期を支えた詩人たち(西條八十、北原白秋、野口雨情)の作風と人柄を追う。

第2回 5月24日(木) さまざまな童謡雑誌とその周辺
大正時代に創刊された「童謡雑誌」とその編集者たち(鹿島鳴秋、清水かつら他)を追う。

第3回 6月 7日(木) 戦時下童謡と少国民歌
昭和の戦前~戦中期に至る中で童謡創作に向き合った作詞家を追う。

第4回 6月21日(木) 戦後の復興と童謡ブーム
多くの人々にとって「心の支え」となった童謡を生み出した舞台裏とは?

第5回 7月 5日(木) 童謡、その後…
文学から音楽への転換と童謡の衰退を考える。

第6回 7月21日(土) 【オープン講座:レクチャー&コンサート】唱歌・童謡にんげん史(14:00~16:30)
「音羽ゆりかご会」の歌声を鑑賞しながら童謡の創作者たちの人間模様を探る。

備考

【教材】
・海沼実著『唱歌・童謡読み聞かせ』(東京新聞、2017年)1,400円+税
※教材費は受講料に含まれます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 海沼 実
肩書き 音羽ゆりかご会会長、全日本音楽教室指導者連合会会長、日本歌手協会理事
プロフィール 明治大学文学部卒。元学長木村礎先生に師事し、近世音楽史を研究。さらに桐朋学園大学音楽学部では声楽を専攻する。童謡歌手川田正子・孝子姉妹を伯母に持ち、「みかんの花咲く丘」「里の秋」の作曲者としても知られる祖父・海沼實が昭和8年に創設した「音羽ゆりかご会」を受け継いで演奏活動を行う。またイタリアなど欧州の音楽祭では作曲家としての入賞経験も多い。幼少期には「音羽ゆりかご会」に所属し、「ヤン坊マー坊天気予報」等のCM曲を数多く歌った。現在は日本音楽文化の普及活動、音楽教育指導者の育成をはじめ、執筆、講演活動や子育て支援など幅広く活躍している。5児の父。
名前 伊藤 真弓
肩書き コーディネータ・明治大学法学部准教授
プロフィール 明治大学ルーマニア文化研究所代表。19世紀末におけるドイツ語圏の文化と社会、ルーマニア文化を研究対象とし、同時に広く文化と社会の関係に関心を持つ。リバティアカデミー講座では、「駐日ルーマニア大使館共催・ルーマニアの文化に親しむ」(2009-2010)、「オープン講座・バグパイプの魅力」(2013年度後期)、「テレビCMとその時代I・II」(2013/2014年度前期・中野キャンパス)、「日本のフォークソングとその時代I・II」(2013/2014年度後期・中野キャンパス)等のコーディネータを担当。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.