大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
“ことば”一つで、ビジネスは「前へ」進みます。その“ことば”は、やりたい仕事に価値観を抱き、目標達成までのハードルをクリアする言語活動の中で培われるのです。講座では、ビジネスにおける言語活動のクオリティーを高めることを目的に基本から応用への実践を積み重ねます。「話す」では、「筋道立てて話す」から「説得力のある話し方」。「きく」は、広く「訊く」から「相手の真意を訊き出す」までの実践を行います。また実際のビジネスシーンをもとに、「伝え方を変える」ことで状況を好転させる。顧客のウォンツを把握し業績を上げるなどの課題に取り組みます。講座の最終段階は、ビジネスを「前へ」導いてきた「ゲスト」の体験を訊き、ゴールまでの活動を描きスタートさせます。必要に応じて音声やビデオ機器で収録し、振り返りを行います。

【特記事項】
【企画協力】(一財)NHK放送研修センター日本語センター

《ビジネス・ランゲージアート(Business languageart)プログラム》
ことばによるコミュニケーション能力を育成することばが変えるあなたの世界は、ランゲージアートプログラムとして開講しています。この講座と私が担当したほかの講座を受講された方に呼びかけ『ビジネス・ランゲージアートクラブ』を結成しています。異業種交流の集いを開催し、実践報告、講座のフォロー、自主トレーニング、研究活動などを行う予定です。皆様の参加をお待ちしております。

【ジャンル】思考・実務
【講義レベル】基本～応用

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 6月16日(土) 社会生活における言語活動の状況を分析する
何がコミュニケーションギャップの原因となっているのかをさぐり、改善策を考える。

第2回 6月16日(土) 実践 スピーチ:異業種交流(基本)
場、目的、自分の立場を考え、印象に残るスピーチの実践。

第3回 6月16日(土) 実践 説明:事実を客観的に話す。情報提供(基本)
音のことばの特徴を知る。筋道立てて話す。伝える順序、言葉の選択、発声・発音を見直す。

第4回 6月30日(土) 実践 インタビュー:聴いて訊く
広く深く訊き出す(基本)。顧客のニーズ・ウォンツを把握し業績を上げる(応用)。

第5回 6月30日(土) 実践 報告:情報の本質をとらえ、目的を踏まえた簡潔な表現。(応用)
報告者の事実に基づく的確な状況判断が上司の方針決定を促す。

第6回 6月30日(土) 実践 スピーチ:私の関心事(応用)
関心事の事実・エピソードを通して、意見・主張・想いを明確に伝える。

第7回 7月14日(土) ゲストスピーチ:ブレないことばが絆をつくる
躊躇することのない判断力と実行力でビジネスを牽引してきたゲストの体験を聴く。

第8回 7月14日(土) スピーチプレゼンテーション1:私の近未来
仕事、社会活動、家庭生活、学びなど、近未来の到達点までを描き、自分を高める。

第9回 7月14日(土) スピーチプレゼンテーション2:ことばが変える私の世界
学びから得た気づき・発見とことば力向上への心意気が伝わる表現を考える。

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	小沼 俊男
肩書き	別府大学客員教授、(一財)NHK 放送研修センター日本語センター専門委員
プロフィール	明治大学経営学部卒。昭和36年NHKアナウンサー。報道・教育番組等を担当。平成8年(財)NHK―CTI日本語センター部長、エグゼクティブアナウンサー。平成17年別府大学短期大学部初等教育科教授。PHP認定ビジネスコーチ。明治大学教育会・日本国語教育学会、地域デザイン学会会員。