大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
いつの時代にも、歴史に名を残したリ-ダ-たちが存在しました。そのような人たちは、時代が違っても、民衆に訴える何かを持っていました。そしてその何かが家臣を先導し、民衆の心をとらえていったのです。民衆の心にアピ-ルするものがなければ、民衆は離れていってしまったことは間違いありません。その民衆の心に訴えていったものとは一体何でしょうか。それは、人を動かすことのできる力、すなわち「人間力」でした。このシリーズでは、日本に限定し、歴史を動かした人物をとりあげ、その人物を講師独自の視点で「人間力」を分析します。

【特記事項】
【ジャンル】経営・マネジメント
【講義レベル】基本～応用

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 5月19日(土) 阿波藩主蜂須賀重喜の野望～ PDCAサイクルの崩壊
秋田の小藩から大大名家に婿入りした藩主の執政と藩主をとりまく家臣との軋轢・人間関係を分析します。

第2回 6月16日(土) 真田幸村に学ぶリ-ダ-の資質と人間形成
幸村の人質時代は、彼の人生に大きな影響を与えました。人質に主眼を置きながら、リ-ダ-像を分析します。

第3回 7月21日(土) 水野忠邦の誤算～慢心が身を滅ぼす
目的のため手段を選ばなかった忠邦ですが、それが重宝がっていた家臣に裏切られることに繋がるのでした。

第4回 8月25日(土) 大塩平八郎の乱に見るプロジェクト管理失敗の本質
民衆のため組織の腐敗を正そうと決起しましたが、半日で鎮圧されました。その本質に迫ります。

第5回 9月15日(土) 八甲田山死の彷徨に学ぶリ-ダ-のあり方
日露戦争前の陸軍の演習で、一方は199名が遭難、一方は全員無事。その違いを追究します。

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	佐藤 敏彦
肩書き	(株)パスエイド代表取締役、歴史研究家
プロフィール	横浜国立大学経営学部卒業後、日立金属(株)に入社。その後日立グループに転属し、35年勤務の後(株)日立情報制御ソリューションズを退職する。在職35年のうち30年を人事教育に従事。現在は企業・行政・団体等で研修講師を務める一方、生涯教育にも力を注いでいる。