講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-30 / その他教養 / 学内講座コード:17270009
明治大学・徳島大学・徳島県連携講座 板東俘虜収容所とベートーヴェンの「第九」 ~日本初演百年の国際交流~
- 開催日
- 10月 8日(日)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 400
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
年末の風物詩ともいえるベートーヴェン「第九」の日本初演は、第一次世界大戦中の1918年に徳島県の板東俘虜収容所でドイツ兵俘虜(捕虜)たちによって行われました。戦争俘虜が人類愛を歌う「第九」を演奏したことは、敵味方を超えた奇跡的な友好関係を象徴しています。本講座では、板東俘虜収容所とは何か、シラーの詩と「第九」の歌詞、戦後の交流復活などに関する講演で「第九」日本初演以来百年にわたる国際交流の歴史をふりかえります。当時のドイツ兵俘虜楽団が奏でた音楽の再現演奏や皆様と歌う「歓喜の歌」合唱も予定しています。パネルディスカッションでは、国際交流や顕彰事業に携わるパネラーも加わり、ドイツ兵俘虜たちが遺した「文化遺産」の意義を考えます。理想の楽園を追い求めたベートーヴェンの想いを現代社会へのメッセージとして捉え、世紀を超えた国際交流の歴史と重ね合わせることで、「第九」日本初演の真の意義が浮かび上がります。
《第一部》
基調講演 「板東俘虜収容所」井戸
一般講演 「シラー『歓喜に寄す』とベートーヴェン『第九』」井戸田
「元ドイツ俘虜たちとの国際交流の復活」石川
《第二部》
ドイツ兵たちが演奏した音楽の再現演奏(解説・司会: 南川)
弦楽合奏: 文京区民オーケストラ
聴講者参加による「歓喜の歌」合唱(ドイツ語歌詞音読指導: 井戸田)
歌唱指導・模範演奏: 明治大学混声合唱団 指揮:松下 裕
《第三部》
パネルディスカッション:「第九」百年の国際交流
(石川・井戸・井戸田・石炉・南川)
【特記事項】
【申込方法】
事前予約制です(全席自由、先着400名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423
■リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1階 リバティホール
※駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水」徒歩3分、丸ノ内線「御茶ノ水」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町」徒歩5分です。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■開場:12:30
※本講座にあわせて、徳島県連携講座として連続講座を3回開催します(有料、定員あり)。
詳しくは、こちらからお申し込みください。
こちら→「四国八十八箇所霊場と遍路道」の特長
【講義概要】
第1回 10月 8日(日)
年末の風物詩ともいえるベートーヴェン「第九」の日本初演は、第一次世界大戦中の1918年に徳島県の板東俘虜収容所でドイツ兵俘虜(捕虜)たちによって行われました。戦争俘虜が人類愛を歌う「第九」を演奏したことは、敵味方を超えた奇跡的な友好関係を象徴しています。本講座では、板東俘虜収容所とは何か、シラーの詩と「第九」の歌詞、戦後の交流復活などに関する講演で「第九」日本初演以来百年にわたる国際交流の歴史をふりかえります。当時のドイツ兵俘虜楽団が奏でた音楽の再現演奏や皆様と歌う「歓喜の歌」合唱も予定しています。パネルディスカッションでは、国際交流や顕彰事業に携わるパネラーも加わり、ドイツ兵俘虜たちが遺した「文化遺産」の意義を考えます。理想の楽園を追い求めたベートーヴェンの想いを現代社会へのメッセージとして捉え、世紀を超えた国際交流の歴史と重ね合わせることで、「第九」日本初演の真の意義が浮かび上がります。
《第一部》
基調講演 「板東俘虜収容所」井戸
一般講演 「シラー『歓喜に寄す』とベートーヴェン『第九』」井戸田
「元ドイツ俘虜たちとの国際交流の復活」石川
《第二部》
ドイツ兵たちが演奏した音楽の再現演奏(解説・司会: 南川)
弦楽合奏: 文京区民オーケストラ
聴講者参加による「歓喜の歌」合唱(ドイツ語歌詞音読指導: 井戸田)
歌唱指導・模範演奏: 明治大学混声合唱団 指揮:松下 裕
《第三部》
パネルディスカッション:「第九」百年の国際交流
(石川・井戸・井戸田・石炉・南川)
【特記事項】
【申込方法】
事前予約制です(全席自由、先着400名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423
■リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1階 リバティホール
※駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水」徒歩3分、丸ノ内線「御茶ノ水」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町」徒歩5分です。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■開場:12:30
※本講座にあわせて、徳島県連携講座として連続講座を3回開催します(有料、定員あり)。
詳しくは、こちらからお申し込みください。
こちら→「四国八十八箇所霊場と遍路道」の特長
【講義概要】
第1回 10月 8日(日)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 南川 慶二 |
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肩書き | 徳島大学教養教育院教授 |
プロフィール | 1964年和歌山県生まれ。徳島大学工学部卒業、名古屋大学大学院理学研究科修了。博士(理学)。山形大学工学部助手、徳島大学工学部助手・講師・准教授を経て2016年徳島大学教養教育院教授、同理工学部併任。徳島大学ドイツ兵俘虜研究会事務局。徳島大学交響楽団・徳島大学リーダークライス顧問。エンゲル・松江記念市民コンサート委員会副代表。応用化学の教育研究および自然科学基礎教育の他、高大連携・地域連携を大学教育に取り入れる活動を実践している。 |
名前 | 井戸 慶治 |
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肩書き | 徳島大学社会産業理工学研究部・ 総合科学部教授 |
プロフィール | ドイツ語・ドイツ文学・第一次大戦時のドイツ兵捕虜関連の授業を担当。ドイツ・ロマン派文学とドイツ兵捕虜に関する研究に従事。鳴門市ドイツ館史料研究会会長。この研究会の他の会員とともに板東収容所と徳島収容所の捕虜新聞『ディ・バラッケ』『トクシマ・アンツァイガー』を翻訳し、現在松山収容所の捕虜新聞『ラーガーフォイアー』の翻訳に従事。 |
名前 | 井戸田 総一郎 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1950年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科満期退学。アーヘン工科大学大学院文学研究科 においてDr.phil.(哲学博士)の学位取得。アレクサンダー・フォン・フンボルト財団研究フェロー。慶應義塾大学経済学部助手・助教授・教授を経て、現在明治大学文学部ドイツ文学専攻教授及び同大学大学院文学研究科独文学専攻教授。バンベルク大学文学部客員教授。シュトゥットガルト大学国際ニーチェ研究所聘教授。 |
名前 | 石川 榮作 |
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肩書き | 徳島大学名誉教授 |
プロフィール | 1951年高知県生まれ。九州大学大学院博士課程2年を終えた段階で、1978年4月より徳島大学にドイツ語・ドイツ文学教員として着任して、助手・講師・助教授・教授を経て、2017年3月末をもって定年退職。その39年間のうち、2007年 4月から2年間は附属図書館長、2009年4月から4年間は総合科学部長を務める。現在、名誉教授。文学博士。専門は中世ドイツ文学とワーグナー、ボランティア活動としては板東俘虜収容所とポルトガルの文人モラエスを中心に、地域貢献に努めている。 |
名前 | 石炉 久美子 |
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肩書き | 徳島県商工労働観光部国際課 友好交流担当室長 |
プロフィール | 国際課友好交流担当室長 1990年徳島県庁入庁。観光物産、青少年育成のほか、国際課で、企業の海外展開支援やグローカル人材育成などの国際関係業務を担当。 2017年より、友好交流提携10周年を迎えるニーダーザクセン州との友好交流事業を担当。 |