大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
「三権分立」といえばモンテスキューが思い浮かびますが、著書『法の精神』にまでさかのぼってその内容を理解している方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。また、アメリカの公民権運動ではキング牧師とマルコムXが対比されて語られますが、この対比は周辺の文化領域から見ていくことでその違いを体感することができます。この講座では西欧民主主義の源流からトランプ大統領誕生までを、基本文献の原典、周辺領域の諸事象の分析を駆使してアプローチし、より身近に把握していただくことを目指します。

【特記事項】
◆入会金無料講座◆
2017年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3，000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 10月17日(火) ギリシャ民主主義と近代自由主義
近代自由主義が距離を置いていた「民主主義」をプラトンにさかのぼって読み解く。

第2回 10月31日(火) モンテスキューによる三権分立の真の姿
『法の精神』本体から読み解くアメリカ合衆国の設計図。

第3回 11月 7日(火) フェデラリストとリパブリカン
アメリカはどのようにして今の形になったのか。

第4回 11月21日(火) キング牧師とマルコムX
公民権運動期に対比される2人を音楽をはじめとした周辺文化から読み解く。

第5回 12月12日(火) ドナルド・トランプ～正統か異端か～
トランプ大統領が生まれた必然性を周辺文化から掘り起こす。

【教材】
レジュメ資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	野村 清
肩書き	コーディネータ・明治大学 国際日本学部教授
プロフィール	1971年慶應義塾大学経済学部卒業後、(株)電通入社。第1マーケティング・プロモーション局長、(株)電通リサーチ代表取締役社長を経て、2010年より明治大学国際日本学部教授(現職)。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)。著書に「サービス産業の発想と戦略」「団塊世代60年」(共著)などがある。研究領域は、経営学、マーケティング、コミュニケーション。

名前	大野 純一
肩書き	(株)東京リーガルマインド執行役員、資格事業本部公務部主任研究員
プロフィール	明治大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期過程単位取得退学 鶴川女子短期大学講師、明治大学法学部兼任講師、明治学院大学法学部兼任講師等を経て現職。専門は法哲学・西洋法思想史。