大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
若者のテレビ離れとYou TubeやSNSなどの動画サイトの隆盛によりテレビの視聴率は低迷し、テレビCM制作費は既に2013年の段階でインターネット広告の制作費に抜かれていました。テレビCMが広告メディアの中でトップに君臨していた時代は終わってしまいましたが、2番手になっても CM制作者は前を向いて作り続けなければなりませんし、観る人にコミュニケートしなければなりません。CMは流す側からの一方通行メディアですから、観る側には良質なコミュニケーションなのかどうかを見抜く目を持ってもらうことが必要です。そうすることで送り手目線の独善的なCMを少しは減らせるのかもしれません。そのような観点から、今回は制作者に「CMの正しい見方」そして「インターネット広告の正しい観方」についてお話いただきます。

【特記事項】
◆入会金無料講座◆
2017年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3，000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 10月28日(土) DODA学から見るTVCM
東海林さだおの提唱するDODA学からCMの発想を検証する

第2回 11月11日(土) Web広告とテレビCMのこれから
うちの息子はテレビを見ないでスマホばかり見ているが大丈夫か。そして、母は家で新聞を丹念に読み、テレビばかり見ているようだが大丈夫か。

第3回 11月25日(土) 最新脳科学とCM
表現とコミュニケーションと脳の間に何が起きているのか?

第4回 12月16日(土) 『CMの見方』 まとめとディスカッション

【教材】
レジュメ資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	山崎 信英
肩書き	CM音楽プロデューサー、(株)スーパーミューザック元代表取締役
プロフィール	1950年岩手県生まれ。成蹊大学文学部文化学科卒業。1980年CM音楽制作会社(有)ミューザック設立、1982年スーパーミューザック(株)に移行。1996年より代表取締役。3000本近いCM音楽の制作のほかイヴェント、CDのプロデュースに携わる。

名前	松岡 正
肩書き	アイエスティー株式会社代表取締役/株式会社BIS取締役
プロフィール	大手企業のCMを多数演出。Godiva、リヤドロ等のWEBサイト、通販ショップの立ち上げに従事。

名前	笹川 博
肩書き	元(株)ADKアーツ コーポレート本部人事コンサルタント
プロフィール	明治大学文学部演劇学科卒。1974年CM制作会社(株)ニッポンムービー入社。1976年(株)朝日プロモーション転籍。1976年広告代理店(株)旭通信社出向CDとして勤務。1978年から(株)朝日プロモーションプロデューサー、企画演出部長、統括本部長を歴任。2003年に総合制作会社(株)ADKアーツ人事総務部長，副本部長を経て2015年からADKアーツの人事コンサルタント業に従事。

名前	伊藤 真弓
肩書き	コーディネータ・明治大学法学部准教授
プロフィール	明治大学ルーマニア文化研究所代表。19世紀末におけるドイツ語圏の文化と社会、ルーマニア文化を研究対象とし、同時に広く文化と社会の関係に関心を持つ。リバティアカデミー講座では、「駐日ルーマニア大使館共催・ルーマニアの文化に親しむ」(2009-2010)、「オープン講座・バグパイプの魅力」(2013年度後期)、「テレビCMとその時代I・II」(2013/2014年度前期・中野キャンパス)、「日本のフォークソングとその時代I・II」(2013/2014年度後期・中野キャンパス)等のコーディネータを担当。