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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-28 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:17220045

世界の「聖地」を旅する 第十四の旅 イタリア・キューバ・アフガニスタン・スコットランド

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 6日(金)、10月13日(金)、10月20日(金)、10月27日(金)、11月10日(金)、11月17日(金)、11月24日(金)、12月 1日(金)、12月 8日(金)、12月15日(金)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
21,000円
定員
35
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
聖地――そこは神話や信仰や奇跡と結びついた特別の場所です。とはいえ、戦争や大事故や自然災害などによって、強烈な記憶を人々のなかにとどめている場所もまた、人々の心のなかで聖化され、必然的に「聖地」となってゆきます。
人間の「経験」や「記憶」や「願望」が圧縮され、ついに聖性を帯びるにいたった場所、それをも「聖地」とわたしたちは呼ぶことができましょう。
第十四の旅では、ポルトガル、イタリア、キューバ、アフガニスタン、スコットランドの「聖地」へとみなさんをご案内し、現代のわれわれにとって「聖地」とはなにかを掘り下げながら、じっくりと考えていきます。旅、遍歴、聖地巡礼に関心をお持ちのすべての方々のご参加をお待ちしています。

【講義概要】
第1回 10月 6日(金) ポルトガルへの旅 その一
「フランス軍中尉の女」として書いた5通の恋文

第2回 10月13日(金) ポルトガルへの旅 その二
迷宮都市リスボンと『聖アントニウスの誘惑』

第3回 10月20日(金) アシジの聖フランチェスコを訪ねて その一
ウンブリア平野での出会い

第4回 10月27日(金) アシジの聖フランチェスコを訪ねて そのニ
オリーブ畑の対話

第5回 11月10日(金) スコットランドの聖なる土地へ その一
霧の島スカイ島の湖

第6回 11月17日(金) キューバ あっけらかんの国
ゆるくてタフなキューバ人の素顔

第7回 11月24日(金) アフガニスタンの聖なる場所へ
マザリシャリフを行く

第8回 12月 1日(金) スコットランドの聖なる土地へ その二
キンタイア半島の浜辺 100年の波の彼方からの訪れ

第9回 12月 8日(金) スコットランドの聖なる土地へ その三
グレンコーの物語 吹きわたるハイランドの風

第10回 12月15日(金) スコットランドの聖なる土地へ その四
アイオナ島と聖コロンバの物語

備考

【教材】
レジュメ資料
立野正裕『紀行 星の時間を旅して』(彩流社、2015年)1,800円+税
越川芳明『あっけらかんの国 キューバ』(猿江商會、2016年)1,800円+税
※教材は、各自購入願います

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 立野 正裕
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(現在三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(第一巻刊行中)『紀行 失われたものの伝説』、『紀行 星の時間を旅して』、『洞窟の反響』、『未完なるものへの情熱』など。
名前 伊藤 龍哉
肩書き 文芸評論家
プロフィール 1991年、大分県生まれ。明治大学文学部卒業。文芸雑誌『トルソー』同人(編集 群島の会)。共著「世界の『聖地』を旅する 第一の旅路」(編集・発行 明治大学リバティアカデミー)。主な論文「いかにして『明日』は可能か―大西巨人作『精神の氷点』考察」(『社会評論 179号』)、「創造への出発点―オスカー・ワイルドの身振り」(『文芸研究 第129号』)など。
名前 越川 芳明
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1952年千葉県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位所得退学。専攻は米文学。90年代後半から、米墨国境地帯のボーダー・ピープルの声「声」と「歌」を聴くために、精力的にフィールドワークを行う。著書に『トウガラシのちいさな旅 ボーダー文化論』、『ギターを抱いた渡り鳥 チカーノ詩礼賛』。訳書にエリクソン『エクスタシーの湖』、『世界の作家32人によるワールドカップ教室』など多数。
名前 前田 朗
肩書き 東京造形大学教授
プロフィール 北海道札幌市出身。中央大学法学部、同大学院を経て現職。日本民主法律家協会理事。在日朝鮮人・人権セミナー事務局長。アフガニスタン国際戦犯民衆法廷共同代表。無防備地域宣言運動全国ネットワーク呼びかけ人。主著に『平和のための裁判』(水曜社、増補2000年)、『戦争犯罪論』(青木書店、2000年)、『ジェノサイド論』(青木書店、2002年)『市民の平和力を鍛える』(K.I。メディア、2006年)、『軍隊のない国家』(日本評論社、2008年)など
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