講座詳細情報
申し込み締切日:2017-10-05 / その他教養 / 学内講座コード:17220030
続・世界遺産富岡製糸場の魅力を探る 生糸と絹と絹織物からみた東西
- 開催日
- 10月13日(金)、10月20日(金)、10月27日(金)、11月10日(金)、11月25日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」(2014年登録)は近代化遺産でもあり、その歴史的価値により、横須賀造船所・新町紡績所とともに「絹と繭」という歴史的ストーリーの舞台ともなっている。
「糸を紡ぎ、染色し、織り綴るという人類の歴史的・伝統的・文化的遺産はその時代の要請、環境に応えて常に先端技術を加え、より新しく・より美しい織物を創造し、古い伝統を新しい伝統につくりかえ、築き上げ、後世に伝えていくことで継承される。」(織物文化館HP)
本講座は「糸と絹と絹織物からみた東西」というタイトルのもと、文化資源明治大学ポラックコレクションの紹介も含めた内容で開講します。また、講師の方々と富岡製糸場・絹産業遺産群を訪問フィールドスタディも実施します。
【特記事項】
【協力】富岡市、明治大学図書館
フィールドワークに関わる費用は別途実費(フィールドワークは11/25土曜日)
※フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
※フィールドワークの詳細については初回講義でご案内します。
【講義概要】
第1回 10月13日(金) 「富岡製糸場」と「富岡シルク」というふたつのブランド
富岡シルクのブランディング、シルクを活かしたまちづくり等、現在の富岡製糸場の取組みや、映画「紅い襷~富岡製糸場物語~」にまつわるエピソード等を紹介する。
第2回 10月20日(金) 生糸と絹と絹織物から見た富岡製糸場の位置づけ
富岡製糸場の使命は一貫して良質な生糸の大量生産を図ることにあり、製出した生糸は輸出用に特化されていた。この役割が如何に果たせたかを考えてみたい。
第3回 10月27日(金) 明治15年、リヨンと横濱の架け橋となった銀行員 川島忠之助
13年に及ぶフランスに滞在中、彼は絹貿易と為替という維新後の日本経済を支えた二大産業の為に孤軍奮闘する。
第4回 11月10日(金) 日本の近代史を彩る絹織物
日本の近代史を美しく彩った「川島織物」の室内装飾織物。その作品の秘められた物語を紹介する。
第5回 11月25日(土) 【フィールドワーク】富岡製糸場等訪問
4回の講座を踏まえ、日帰りで富岡製糸場等を訪問、現地での体験を通じ、その魅力を体感する。
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」(2014年登録)は近代化遺産でもあり、その歴史的価値により、横須賀造船所・新町紡績所とともに「絹と繭」という歴史的ストーリーの舞台ともなっている。
「糸を紡ぎ、染色し、織り綴るという人類の歴史的・伝統的・文化的遺産はその時代の要請、環境に応えて常に先端技術を加え、より新しく・より美しい織物を創造し、古い伝統を新しい伝統につくりかえ、築き上げ、後世に伝えていくことで継承される。」(織物文化館HP)
本講座は「糸と絹と絹織物からみた東西」というタイトルのもと、文化資源明治大学ポラックコレクションの紹介も含めた内容で開講します。また、講師の方々と富岡製糸場・絹産業遺産群を訪問フィールドスタディも実施します。
【特記事項】
【協力】富岡市、明治大学図書館
フィールドワークに関わる費用は別途実費(フィールドワークは11/25土曜日)
※フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
※フィールドワークの詳細については初回講義でご案内します。
【講義概要】
第1回 10月13日(金) 「富岡製糸場」と「富岡シルク」というふたつのブランド
富岡シルクのブランディング、シルクを活かしたまちづくり等、現在の富岡製糸場の取組みや、映画「紅い襷~富岡製糸場物語~」にまつわるエピソード等を紹介する。
第2回 10月20日(金) 生糸と絹と絹織物から見た富岡製糸場の位置づけ
富岡製糸場の使命は一貫して良質な生糸の大量生産を図ることにあり、製出した生糸は輸出用に特化されていた。この役割が如何に果たせたかを考えてみたい。
第3回 10月27日(金) 明治15年、リヨンと横濱の架け橋となった銀行員 川島忠之助
13年に及ぶフランスに滞在中、彼は絹貿易と為替という維新後の日本経済を支えた二大産業の為に孤軍奮闘する。
第4回 11月10日(金) 日本の近代史を彩る絹織物
日本の近代史を美しく彩った「川島織物」の室内装飾織物。その作品の秘められた物語を紹介する。
第5回 11月25日(土) 【フィールドワーク】富岡製糸場等訪問
4回の講座を踏まえ、日帰りで富岡製糸場等を訪問、現地での体験を通じ、その魅力を体感する。
備考
【教材】
レジュメ資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
レジュメ資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 稲塚 広美 |
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肩書き | 富岡市世界遺産部 富岡製糸場戦略課長 |
プロフィール | 富岡市役所勤務、税務課、議会事務局、行政課、学校教育課、財政課、市長公室を経て、2009年に 財団法人 自治体国際化協会派遣、東京本部、パリ事務所勤務後、2012年から富岡製糸場課勤務、2015年4月から現職。 |
名前 | 今井 幹夫 |
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肩書き | 富岡製糸場名誉顧問兼富岡製糸場総合研究センター所長 |
プロフィール | 群馬大学学芸学部卒業、教職に就いたのち富岡市教育委員会に勤務、その後、額部小学校長として転出し、富岡市立東中学校長、下仁田東中学校長を経て富岡小学校長を最後に定年退職。以後、富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館長を経て、富岡製糸場総合研究センター所長、平成27年4月1日から現職となる。主な著書『富岡製糸場誌』、『ふるさとの思い出 写真集 甘楽富岡』、『ふるさとの思い出 写真集 多野藤岡、甘楽富岡』、など多数。 |
名前 | 川島 瑞枝 |
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肩書き | 日本仏学史学会、日本ユダヤ学会 会員 |
プロフィール | 祖父川島忠之助について近年調査研究を開始、日本仏学史学会での講演、執筆を行う。我が家に残る1000通に上るリヨンからの手紙、写真の整理。 |
名前 | 多田 京子 |
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肩書き | 川島織物セルコン人事総務部CSR・安全衛生推進グループ主査 |
プロフィール | (株)川島織物セルコン本社・市原事業所にて、工場・企業ミュージアムである「川島織物セルコン織物文化館」の案内業務に従事 |
名前 | 藤江 昌嗣 |
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肩書き | 明治大学経営学部教授・京都大学博士(経済学) |
プロフィール | 1978年京都大学経済学部卒業、民間企業勤務後、神戸大学大学院を経て、1984年岩手大学人文社会科学部専任講師、1987年東京農工大学農学部助教授、1992年明治大学助教授、翌年教授、現在に至る。明治大学前副学長、戦略研究学会 会長、MOSマネジメント・オブ・サスティナビリティ研究所所長、単著『新ビジネス・スタティスティクス』(冨山房インターナショナル)、共著『地域ブランドのコンテクストデザイン』他 |