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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-13 / 日本史 / 学内講座コード:17220020

唱歌・童謡を取り巻く「にんげん史」 不朽の名作を遺した創作者たちの人間模様と時代背景を考える

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月21日(木)、10月 5日(木)、10月19日(木)、11月 2日(木)、11月 9日(木)、 1月20日(土)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30(7月29日のみ14:00~16:30)
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
明治時代に創作され始めた「唱歌」と、大正時代の文学運動から誕生した「童謡」。異なるルーツから生まれた二種類の子どもの歌は、時代を超えて今なお多くの人々に愛唱されています。誰もが知っている唱歌や童謡が持つ真の魅力の裏側には、情操教育に燃えた創作者たちの人間模様が垣間見られます。今回は、唱歌の成立から戦後の童謡ブームまで、著名な作品の誕生逸話やその時代背景を追いながら、それらを取り巻く人間模様を掘り下げていきます。今も親しく口ずさまれる唱歌や童謡をめぐる背景を辿りながら、創作者たちの師弟関係や友情などさまざまな人間模様を再発見していただければ幸いです。最終回には日本で唯一、戦前から活動を続ける「音羽ゆりかご会」の実演を通して、実際の作品にも触れてみたいと考えています。

※ 本講座の受講生はオープン講座「唱歌・童謡にんげん史(レクチャー&コンサート)」へのお申込は不要です。


【講義概要】
第1回 9月21日(木) 学校唱歌のなりたち
伊澤修二など唱歌教育の土台を築いた教育者と音楽家たちの目指したものを探る。

第2回 10月 5日(木) 唱歌教育の目的
高野辰之、岡野貞一コンビなど、名作唱歌を生んだ人物像を追う。

第3回 10月19日(木) 「童謡の父」とその周辺
本居長世、山田耕筰…同期の二人を取り巻く音楽家たちの人間模様を探る。

第4回 11月 2日(木) 戦中~戦後の情操教育
戦時下そして占領下の日本で奔走した童謡作家たちの現実の姿を追う。

第5回 11月 9日(木) 戦後を救った子どもたち
川田三姉妹を筆頭に戦後期を席巻した童謡歌手たちの活躍を追う。

第6回 1月20日(土) 【レクチャー&コンサート】唱歌・童謡にんげん史(14:00 ~ 16:30)
「音羽ゆりかご会」の歌声を鑑賞しながら唱歌・童謡の創作者たちの人間模様を探る。

備考

【教材】
海沼実著『正しい唱歌・童謡のススメ』(ノースランド出版、2007年)1,400円+税
※教材費は受講料に含まれます。

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 海沼 実
肩書き 音羽ゆりかご会会長、全日本音楽教室指導者連合会会長、日本歌手協会理事
プロフィール 明治大学文学部卒。元学長木村礎先生に師事し、近世音楽史を研究。さらに桐朋学園大学音楽学部では声楽を専攻する。童謡歌手川田正子・孝子姉妹を伯母に持ち、「みかんの花咲く丘」「里の秋」の作曲者としても知られる祖父・海沼實が昭和8年に創設した「音羽ゆりかご会」を受け継いで演奏活動を行う。またイタリアなど欧州の音楽祭では作曲家としての入賞経験も多い。幼少期には「音羽ゆりかご会」に所属し、「ヤン坊マー坊天気予報」等のCM曲を数多く歌った。現在は日本音楽文化の普及活動、音楽教育指導者の育成をはじめ、執筆、講演活動や子育て支援など幅広く活躍している。5児の父。
名前 伊藤 真弓
肩書き コーディネータ・明治大学法学部准教授
プロフィール 明治大学ルーマニア文化研究所代表。19世紀末におけるドイツ語圏の文化と社会、ルーマニア文化を研究対象とし、同時に広く文化と社会の関係に関心を持つ。リバティアカデミー講座では、「駐日ルーマニア大使館共催・ルーマニアの文化に親しむ」(2009-2010)、「オープン講座・バグパイプの魅力」(2013年度後期)、「テレビCMとその時代I・II」(2013/2014年度前期・中野キャンパス)、「日本のフォークソングとその時代I・II」(2013/2014年度後期・中野キャンパス)等のコーディネータを担当。
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