講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-24 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:17220003
歴史を学ぶ人々のために 現在をどう生きるか
- 開催日
- 10月 2日(月)、10月16日(月)、10月23日(月)、10月30日(月)、11月 6日(月)、11月13日(月)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
歴史学とは何か「歴史を学ぶ」意味とおもしろさを、第一線で活躍する気鋭の研究者が解き明かします。時代別の政治史・制度史中心ではなく、社会史・文化史の視点や、テーマ性を重視した構成としました。日本近世・近代・現代史を中心に、隣国朝鮮(韓国)との関係も意識してあります。
【講義概要】
第1回 10月 2日(月) 現在 歴史を学ぶことの意味
歴史学とは古いことを暗記することではありません。今こそ歴史を学ぶ意味を考えます。
第2回 10月16日(月) 「鎖国」下の対外認識
江戸時代は「鎖国」の時代です。その下での知識人・為政者・民衆の対外認識を探ります。
第3回 10月23日(月) 3.11からの歴史学
足尾鉱毒事件に見るような「公益」をめぐる地域と国家とのせめぎ合いを、近代資本主義の問題として理解します。
第4回 10月30日(月) 日本の朝鮮侵略史と朝鮮人の主体性
日本の植民地下にあった朝鮮で発生した公害の問題を分析し、植民地支配の暴力性と朝鮮人の主体性を論じます。
第5回 11月 6日(月) 生・病・死、生存の歴史学
ハンセン病を対象として社会と病者との関係を「死者と向き合う歴史学」という視点から論じていきます。
第6回 11月13日(月) 日本経済史研究の現状と課題
歴史学・経済学という二つの異質な学問大系の狭間に位置づけられている経済史の近年の様相を説きあかします。
歴史学とは何か「歴史を学ぶ」意味とおもしろさを、第一線で活躍する気鋭の研究者が解き明かします。時代別の政治史・制度史中心ではなく、社会史・文化史の視点や、テーマ性を重視した構成としました。日本近世・近代・現代史を中心に、隣国朝鮮(韓国)との関係も意識してあります。
【講義概要】
第1回 10月 2日(月) 現在 歴史を学ぶことの意味
歴史学とは古いことを暗記することではありません。今こそ歴史を学ぶ意味を考えます。
第2回 10月16日(月) 「鎖国」下の対外認識
江戸時代は「鎖国」の時代です。その下での知識人・為政者・民衆の対外認識を探ります。
第3回 10月23日(月) 3.11からの歴史学
足尾鉱毒事件に見るような「公益」をめぐる地域と国家とのせめぎ合いを、近代資本主義の問題として理解します。
第4回 10月30日(月) 日本の朝鮮侵略史と朝鮮人の主体性
日本の植民地下にあった朝鮮で発生した公害の問題を分析し、植民地支配の暴力性と朝鮮人の主体性を論じます。
第5回 11月 6日(月) 生・病・死、生存の歴史学
ハンセン病を対象として社会と病者との関係を「死者と向き合う歴史学」という視点から論じていきます。
第6回 11月13日(月) 日本経済史研究の現状と課題
歴史学・経済学という二つの異質な学問大系の狭間に位置づけられている経済史の近年の様相を説きあかします。
備考
【教材】
東京歴史科学研究会編『歴史を学ぶ人々のために』(岩波書店、2017年)2,500円+税
※教材は、各自購入願います。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
東京歴史科学研究会編『歴史を学ぶ人々のために』(岩波書店、2017年)2,500円+税
※教材は、各自購入願います。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 須田 努 |
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肩書き | 明治大学情報コミュニケーション学部教授、コーディネータ |
プロフィール | 1959年、群馬県高崎市生まれ。専門は日本近世・近代の社会文化史・異文化コミュニケーション史です。現在の研究課題は、社会文化史の観点からは、幕末から明治初年における大衆芸能と社会との関係、異文化コミュニケーション史の視点からは、薩摩の朝鮮人陶工の村や、吉田松陰に見る征韓論形成の問題などです。朝鮮・中国との関係から日本近世・近代史を考察したいと考えています。 |
名前 | 中嶋 久人 |
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肩書き | 早稲田大学非常勤嘱託,館林市編さん専門委員会委員 |
プロフィール | 1996年3月早稲田大学大学院文学研究科退学。滋賀大学非常勤講師・早稲田大学第二文学部非常勤講師・千葉大学文学部非常勤講師・早稲田大学文学部非常勤講師をつとめる。また、埼玉県入間郡大井町史編さん協力調査員・埼玉県上福岡町史調査員・福島県原町市史編さん専門研究委員・埼玉県比企郡鳩山町史専門調査員などを担当。日本近現代史専攻。自由民権運動・都市史・環境史・近代日本と東アジア関係史などを研究。 |
名前 | 加藤 圭木 |
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肩書き | 一橋大学大学院社会学研究科専任講師 |
プロフィール | 2014年に一橋大学大学院社会学研究科において博士号(社会学)を取得後、同大同研究科特任講師(ジュニアフェロー)を経て、2015年4月より現職。研究テーマは、19世紀後半から20世紀半ばまでの朝鮮東北部の社会変容。著作に『植民地期朝鮮の地域変容?日本の大陸進出と咸鏡北道?』(吉川弘文館、2017年)、「日露戦争下における朝鮮と北部の『軍政』」(『一橋社会科学』8巻、2014年)等がある。 |
名前 | 石居 人也 |
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肩書き | 一橋大学大学院社会学研究科教授 |
プロフィール | 1973年生まれ。近代の日本社会を、前近代からの展開、現代との往還を意識しながら研究しています。おもなテーマは、(1)生・老・病・死をめぐる人と社会の歴史研究、(2)都市と郊外の地域社会史です。(1)では、人びとが傍らにある病や死、病者や死者とどのように向きあってきたのかを考えています。(2)では、東京・多摩をおもなフィールドとして、社会的な価値・規範・意識が地域社会でどのように現象するのかを追究しています。 |
名前 | 高柳 友彦 |
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肩書き | 一橋大学大学院経済学研究科専任講師 |
プロフィール | 2002年 慶應義塾大学経済学部卒業後、東京大学大学院経済学研究科修士課程に進学、2009年同大学院にて博士(経済学)取得。慶應義塾大学-経商連携グローバルCOE研究員を経て2010年4月より現職。主要論文:「温泉地における源泉利用-戦前期の熱海温泉を事例に-」(『歴史と経済』191号)、「温泉観光地の戦後-高度成長期熱海温泉における女性労働力の歴史的変容」(『人民の歴史学 』205号)ほか。 |