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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-05-05 / その他教養 / 学内講座コード:17120072

陸軍登戸研究所の誕生から80年 明治大学生田キャンパスに存在した陸軍登戸研究所は何をするために設置されたのか

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 生田キャンパス(神奈川県)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月13日(土)、 5月27日(土)、 6月10日(土)、 6月24日(土)、 7月 8日(土)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
10,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
現在の明治大学生田キャンパスは、かつての陸軍登戸研究所があった場所に立地しています。登戸研究所は、日本陸軍の〈秘密戦〉(防諜・諜報・謀略・宣伝)のための兵器・資材を開発していました。1937年に生田の地に研究施設が開設され、1945年8月に閉鎖されるまで、電波兵器・風船爆弾・毒物・細菌兵器・スパイ機材・偽札などを開発・製造していました。戦後、それらの施設(建物)の大部分は、1950年以降、明治大学の図書館・教室・実験施設などとして使われてきました。今回の講座では、2017年が陸軍登戸研究所の誕生から80年目にあたることから平和教育登戸研究所資料館による調査結果に基づき、そもそも登戸研究所は何をするために設置され、実際にどのような人々によって、どのような兵器・資材が作られていたのかを最新研究成果を取り入れて紹介します。


【川崎市教育委員会連携事業】

◆入会金無料講座◆
2017年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。


【講義概要】
第1回 5月13日(土) 登戸研究所は何のために設置されたのか
登戸研究所のルーツから組織構成、設立に至った時代背景と日本軍の戦略について解説します。

第2回 5月27日(土) 登戸研究所第一科は何をめざしたのか
電波兵器や風船爆弾の開発にあたっていた第一科は何をめざしたのかを明らかにします。

第3回 6月10日(土) 登戸研究所第二科は何をめざしたのか
毒物・細菌兵器などの開発にあたっていた第二科は何をめざしたのかを明らかにします。

第4回 6月24日(土) 登戸研究所第三科は何をめざしたのか
偽札の製紙・製版・印刷にあたっていた第三科は何をめざしたのかを明らかにします。

第5回 7月 8日(土) 登戸研究所と中野学校による〈秘密戦〉の実態
日本陸軍によって実施された〈秘密戦〉について最新の調査結果を解説します。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 山田 朗
肩書き 明治大学文学部教授・平和教育登戸研究所資料館館長
プロフィール 1956年大阪府生まれ。1985年東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。日本現代史・軍事史を専攻。主な著書として、『大元帥・昭和天皇』(1994年)、『軍備拡張の近代史』(1997年)、『世界史の中の日露戦争』(2009年)など。
名前 渡辺 賢二
肩書き 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 1943年生まれ 日本近現代史・歴史教育論を専攻。主な著書:『平和のための「戦争論」』(1999年)、『風刺マンガでまなぶ日本近現代史』(1999年)、『陸軍登戸研究所と謀略戦』(2012年)など。共著『登戸研究所から考える戦争と平和』(2011年)など。
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