講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-12 / その他教養 / 学内講座コード:17120069
知られざる「多摩」の歴史 「麻」が語りかける
- 開催日
- 5月20日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 3,000円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
“多摩”の語源は、諸説あります。かつては「多麻」と表記されていたことから、麻の生産地であったとか、多摩郡を治めた大國魂命(おおくにたまのみこと)から派生したとか。その歴史は古く、『万葉集』にも詠まれています。 遥か昔、本当に多摩地区で麻が生産されていたのであれば、なぜ、その文化は途絶えてしまったのでしょうか?本講座では、多摩の歴史に、郷土史のみならず、戦争と麻の関係、戦後のGHQ政策の視点からも迫ります。ところで、「麻」とは、植物に含まれる繊維の総称です。苧麻(ちょま:ラミー)、亜麻(あま:リネン)、黄麻(こうま:ジュート)…「麻」と名のつく作物は20種類を超え、我々の衣服をはじめ、神事に使用されるなど、日本文化に密接に関わっています。
多摩区・麻生区周辺にお住まいの方も、そうではない方も、知られざる日本の歴史を一緒に紐解きましょう!
◆入会金無料講座◆
2017年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
【講義概要】
第1回 5月20日(土)
テーマ(1) 知られざる植物としての「麻」~世界が注目する新たなエネルギー資源?!~
テーマ(2) 知られざる「多摩」の歴史~麻生(あさお)の由来って?~
テーマ(3) 知られざる戦前・戦後の日本の麻文化とは~戦時日本を支えた生産物~
※テーマトークの後、パネルディスカッションあり。
※途中休憩を入れながら、進めます。
神奈川県川崎市多摩区・麻生区の歴史を、かつて生産されていたという説がある「麻」を切り口に紐解きます。
ひとことで「麻」と言っても、その種類、使途は多岐にわたります。また、今や「麻」は世界が注目する新たなエネルギー資源と言われています。日本人になじみ深い「麻」について、植物学の観点から、郷土史の目線から、あるいは、戦時下の日本を支えた農作物としての役割から見ていくことで、日本全国に位置する「麻」を使った地名の由来・歴史を考察してみたいと思います。麻と日本の歴史、地名の由来、戦後GHQ政策の影響など、専門家が分かり易く解説します。
「麻」や「戦時政策」、「日本史」に興味のある方におすすめです。
“多摩”の語源は、諸説あります。かつては「多麻」と表記されていたことから、麻の生産地であったとか、多摩郡を治めた大國魂命(おおくにたまのみこと)から派生したとか。その歴史は古く、『万葉集』にも詠まれています。 遥か昔、本当に多摩地区で麻が生産されていたのであれば、なぜ、その文化は途絶えてしまったのでしょうか?本講座では、多摩の歴史に、郷土史のみならず、戦争と麻の関係、戦後のGHQ政策の視点からも迫ります。ところで、「麻」とは、植物に含まれる繊維の総称です。苧麻(ちょま:ラミー)、亜麻(あま:リネン)、黄麻(こうま:ジュート)…「麻」と名のつく作物は20種類を超え、我々の衣服をはじめ、神事に使用されるなど、日本文化に密接に関わっています。
多摩区・麻生区周辺にお住まいの方も、そうではない方も、知られざる日本の歴史を一緒に紐解きましょう!
◆入会金無料講座◆
2017年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
【講義概要】
第1回 5月20日(土)
テーマ(1) 知られざる植物としての「麻」~世界が注目する新たなエネルギー資源?!~
テーマ(2) 知られざる「多摩」の歴史~麻生(あさお)の由来って?~
テーマ(3) 知られざる戦前・戦後の日本の麻文化とは~戦時日本を支えた生産物~
※テーマトークの後、パネルディスカッションあり。
※途中休憩を入れながら、進めます。
神奈川県川崎市多摩区・麻生区の歴史を、かつて生産されていたという説がある「麻」を切り口に紐解きます。
ひとことで「麻」と言っても、その種類、使途は多岐にわたります。また、今や「麻」は世界が注目する新たなエネルギー資源と言われています。日本人になじみ深い「麻」について、植物学の観点から、郷土史の目線から、あるいは、戦時下の日本を支えた農作物としての役割から見ていくことで、日本全国に位置する「麻」を使った地名の由来・歴史を考察してみたいと思います。麻と日本の歴史、地名の由来、戦後GHQ政策の影響など、専門家が分かり易く解説します。
「麻」や「戦時政策」、「日本史」に興味のある方におすすめです。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 伊藤 善一 |
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肩書き | 明治大学農学部専任講師 |
プロフィール | 岩手大学農学部卒業。千葉大学大学院博士後期課程単位取得退学。学位取得後、千葉大学環境健康フィールド科学センター特任助教を経て、2012年より現職。野菜の高品質、高収量生産技術の研究を行っています。 |
名前 | 石井 よし子 |
---|---|
肩書き | 里山フォーラムin麻生事務局長 |
プロフィール | 神奈川県川崎市麻生区内の里地・里山文化と環境を保全し、次世代への継承することを目的に、「里山フォーラムin麻生」の活動を続ける。「集い、語ろう!みどりと農の環境と文化をいかすまち」を合言葉に、毎年フォーラムを開催するほか、各種催事の運営等を手がける。 |
名前 | 山田 朗 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授・平和教育登戸研究所資料館館長 |
プロフィール | 1956年大阪府生まれ。1985年東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。日本現代史・軍事史を専攻。主な著書として、『大元帥・昭和天皇』(1994年)、『軍備拡張の近代史』(1997年)、『世界史の中の日露戦争』(2009年)など。 |