講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-05 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:17120052
再訪・世界史の教科書で見たあの史料 東南アジアの歴史探訪
- 開催日
- 5月13日(土)、 5月20日(土)、 5月27日(土)、 6月 3日(土)、 6月10日(土)、 6月17日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
マルコ・ポーロの『東方見聞録』、班固の『漢書』、玄奘三蔵の『大唐西域記』、イブン・バットゥータ『三大陸周遊記』。いずれも中学校や高校の社会科の教科書でおなじみの史料です。しかし、実際に本物を手に取ってみた方は少ないと思います。それぞれは、中国史やイスラーム史の“古典” であると同時に、東南アジア歴史研究にとっても重要な史料としての役割があります。さらに、これら大半の史料は「翻訳大国・日本」では“現代語訳” で読むことができます。例えば、平凡社の東洋文庫及び岩波文庫です。これらの現代語訳を活用して、東南アジアの歴史にアプローチしてみましょう。本物には何が書いてあったのか、ご自身の目で確かめることによって、歴史の新たな扉が開かれます。また、明治大学の図書館にはこれら史料の「現物」があります。図書館とのコラボにより、こうした貴重本にも触れてもらいます。
※取り上げる史料はすべて、平凡社、岩波書店から刊行されているものです。講義の時間内にご紹介します。
特に購入する必要はありません。
【講義概要】
第1回 5月13日(土) 東南アジアの歴史はどのように再構成されるのか?
古代から16世紀までの東南アジア世界はどのような資料で、再構成されるのかについてみていきます。
第2回 5月20日(土) 漢文資料、イスラーム世界の資料、そしてヨーロッパ世界の資料概観します。
碑文・刻文、その他の文学など東南アジアの人々が残した史料「以外」の史料を概観します。
第3回 5月27日(土) 班固『漢書』に見る古代東南アジア
紀元前後の東南アジア世界に関する記述が残る漢文史料。その代表的な史料である班固の『漢書』を取り上げます。
第4回 6月 3日(土) 陸の玄奘三蔵、海の義浄
唐の時代に僧侶はインドを目指しました。陸路の玄奘三蔵、海路の義浄。彼らの記録から7世紀の東南アジアを見ます。貴重本を見ましょう。
第5回 6月10日(土) イスラーム世界の旅行者イブン・バットゥータ『大陸周遊記』
イスラーム世界から全世界を見て回った彼が残した旅行記から東南アジア世界を再構築します。
第6回 6月17日(土) マルコポーロの『東方見聞録』
ヨーロッパから中国にいたる行程の通過点となる東南アジアをどのように記述しているのか。貴重本を見ましょう。
マルコ・ポーロの『東方見聞録』、班固の『漢書』、玄奘三蔵の『大唐西域記』、イブン・バットゥータ『三大陸周遊記』。いずれも中学校や高校の社会科の教科書でおなじみの史料です。しかし、実際に本物を手に取ってみた方は少ないと思います。それぞれは、中国史やイスラーム史の“古典” であると同時に、東南アジア歴史研究にとっても重要な史料としての役割があります。さらに、これら大半の史料は「翻訳大国・日本」では“現代語訳” で読むことができます。例えば、平凡社の東洋文庫及び岩波文庫です。これらの現代語訳を活用して、東南アジアの歴史にアプローチしてみましょう。本物には何が書いてあったのか、ご自身の目で確かめることによって、歴史の新たな扉が開かれます。また、明治大学の図書館にはこれら史料の「現物」があります。図書館とのコラボにより、こうした貴重本にも触れてもらいます。
※取り上げる史料はすべて、平凡社、岩波書店から刊行されているものです。講義の時間内にご紹介します。
特に購入する必要はありません。
【講義概要】
第1回 5月13日(土) 東南アジアの歴史はどのように再構成されるのか?
古代から16世紀までの東南アジア世界はどのような資料で、再構成されるのかについてみていきます。
第2回 5月20日(土) 漢文資料、イスラーム世界の資料、そしてヨーロッパ世界の資料概観します。
碑文・刻文、その他の文学など東南アジアの人々が残した史料「以外」の史料を概観します。
第3回 5月27日(土) 班固『漢書』に見る古代東南アジア
紀元前後の東南アジア世界に関する記述が残る漢文史料。その代表的な史料である班固の『漢書』を取り上げます。
第4回 6月 3日(土) 陸の玄奘三蔵、海の義浄
唐の時代に僧侶はインドを目指しました。陸路の玄奘三蔵、海路の義浄。彼らの記録から7世紀の東南アジアを見ます。貴重本を見ましょう。
第5回 6月10日(土) イスラーム世界の旅行者イブン・バットゥータ『大陸周遊記』
イスラーム世界から全世界を見て回った彼が残した旅行記から東南アジア世界を再構築します。
第6回 6月17日(土) マルコポーロの『東方見聞録』
ヨーロッパから中国にいたる行程の通過点となる東南アジアをどのように記述しているのか。貴重本を見ましょう。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 鳥居 高 |
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肩書き | 明治大学商学部教授、大学院・教養デザイン研究科担当、地域連携推進センター長 |
プロフィール | 中央大学法学部卒業。アジア経済研究所勤務を経て、1997年より専任教員。研究分野は政治学・地域研究、多民族国家における政治・経済システムの研究。主に東南アジア、特に、海に浮かぶイスラーム世界・島嶼部東南アジアの政治経済と近現代史を専門とする。主な著書・論文として、『アジア中間層の生成と特質』(共編著・アジア経済研究所・2002年)『岩波講座 東南アジア史』(共著)など。 |
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