大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
一枚のラジオドラマCDを作る事を目標にした講座です。
録音した自分の声を聴いてがっかりした経験はありませんか?どなたでも少なからずあるのではないでしょうか。それを克服するには、自分の声と向き合うことが大切です。伝わりやすい声・話し方を模索し、「自分」の声の魅力を再発見しましょう。一つの作品と向き合う事は自分の声と向き合うこと。声を出し、表現することが楽しくなる講座です。台本の読み合わせから始め、練習、録音をくり返し、最終日には完成品の鑑賞会を行います。作品の世界観を豊かに表現して行くために、演劇的試みを取り入れつつ、より良い作品を目指して練習を重ねます。「間違えたらやり直せる」ドラマCD作りなので、初心者の方もお気軽にご受講下さい。声を出して、皆で楽しみましょう!過去製作物はyoutube「ラジオドラマCDを作ろう!」で検索!

【講義概要】
第1回 4月12日(水) 自己紹介
自己紹介などを通じて、まずは声を出すことから。

第2回 4月19日(水) 気持ち良く声を出そう
まずは人前で声を出すことを楽しみましょう。

第3回 4月26日(水) 伝わる声の出し方
人に伝わる声の出し方とは…

第4回 5月10日(水) マイクに親しむ-読み合わせ
マイクを通した自分の声を聞き、マイクの使い方を学びます。

第5回 5月17日(水) 自分の声と向き合う-作品との距離を縮める
作品理解を深めましょう。

第6回 5月31日(水) より魅力的な声へ-理想の声を明確に
どんな声を目指したいか、方向を考えましょう。

第7回 6月 7日(水) 録音への心構え-「自分」の声で作品を
表現に最適な「自分」の声の獲得を目指します。

第8回 6月14日(水) 録音に向けて その1
録音に向けての練習時間です。

第9回 6月28日(水) 録音に向けて その2
録音に向けての練習時間です。

第10回 7月 5日(水) 録音 その1
録音開始です。

第11回 7月12日(水) 録音 その2
引き続き録音です。

第12回 7月19日(水) 鑑賞会
作成したものを鑑賞します。

【教材】
レジュメ資料

名前	浅沼 ゆりあ
肩書き	演出家(劇団「害獣芝居」主宰)
プロフィール	兵庫県宝塚市出身。2007年明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業。在校時に、詩の朗読を視覚的に演出した朗読舞台を手がけ、演出活動を始める。言葉、身体、空間の解体と再構築が特徴的な独自の演出方法を築き、「害獣芝居」の主宰として作品を発表。

名前	西村 俊彦
肩書き	俳優・ナレーター
プロフィール	1983年東京都生まれ。2007年明治大学文学部文学科演劇学専攻を卒業。在学中には、明治大学文化プロジェクト『マクベス』でタイトルロールを演じる。卒業後は文学座附属演劇研究所に入所。2008年には文学座公演『トムは真夜中の庭で』に出演。現在は声優事務所マック・ミックに所属、俳優・ナレーターとして活動しながら、舞台の上演にも取り組んでいる。

名前	井上 優
肩書き	明治大学文学部准教授
プロフィール	西洋演劇研究・演劇理論研究。訳書に『シェイクスピア映画論』、共著書に『演劇の課題』など。