大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
「笑う門には福来る」、「笑顔に当たる拳はない」と言われるように、笑うことは人生を豊かに育み、笑顔は人や社会との関係をしなやかにつないでくれます。「笑いは百薬の長」、「笑いに勝る良薬なし」ということわざは、健康法の極意を今に伝えています。「笑う顔にはふぐ来る」という地口に託された笑いの健康法を、私たちは「クスリはリスク」という回文をもって後世に伝えんとしています。本講座ではこのような笑いの息遣いを多様な角度からとらえ、遊び感覚をもって身も心も健やかに過ごしていただけるように創意しました。そして「最後に笑うものが最もよく笑う」をモットーに、国立演芸場で演芸を楽しんだ後は懇親会で講座の笑い納めをしたいと考えています。


※フィールドワークに関わる費用は入場料以外別途実費

【講義概要】
第1回 4月 8日(土) 旅とことわざの笑い
人生は旅、そのギャグもまた真なり。希望という名のあなたを訪ねて、ことばの国へと股旅に出る、という趣向です。

第2回 4月22日(土) 身をもって知る笑い ―細胞いきいき笑いヨガ―
笑いの動作とヨガの呼吸法を組み合わせた、簡単で楽しい健康法です。きっと全身が笑顔になりますよ。

第3回 5月13日(土) 民謡に聞く笑い・健康に効く笑い
日本民謡を訪ねて歌詞や節回しの面白さを楽しんできました。今日は皆さんとご一緒に。

第4回 5月27日(土) 吹いて笑える「スポーツ吹矢」
「当たるも吹矢、当たらぬも吹矢」。ゲーム感覚で呼吸法を身に付け、健康増進!椅子に座った状態でも楽しめます。

第5回 6月10日(土) 【フィールドワーク】
国立演芸場にて演芸鑑賞、懇親会

【教材】
レジュメ資料

名前	山口 政信
肩書き	明治大学法学部教授、スポーツ言語学会会長、日本笑い学会理事
プロフィール	現象学的な視点から、スポーツ・ことわざ・笑いなどについて論考しています。とりわけ「創作ことわざ」に注力し、(1)スポーツの関連においては、形と心が同時に分かる「わざ言語」としての意味、(2)笑に関しては、「もじり」「地口」としての意義、などを説いています。

名前	夏山 美樹
肩書き	ラフターヨガ認定リーダー、NPO法人ラフターヨガジャパン理事、ジャズボーカリスト
プロフィール	2011年9月、NPO法人ラフターヨガジャパン公認リーダーJ2178を取得。現在、笹塚ラフタークラブ、世田谷池尻ラフタークラブを主催しながら、都内の公立小学校PAT講座、高齢者施設などへの出張講座で活動。

名前	野中 由彦
肩書き	障がい者職業カウンセラー、日本笑い学会会員
プロフィール	1955年福島県いわき市生まれ。早稲田大学一文学部卒。早稲田大学大学院文学研究科博士前期過程教育学専攻修了。障害者職業カウンセラーとして北海道、東京(多摩)、高知等に勤務。1998年10月から3年間タイ公共福祉局に派遣(JICA専門家)精神障害者の職業リハビリテーション研究等にも従事。現在、障害者職業総合センター主任研究員。

名前	高木 亀介
肩書き	元都立高校校長、(一社)日本スポーツ吹矢協会公認指導員
プロフィール	－