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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-05-04 / 日本史 / 学内講座コード:17120026

新・歴史民俗学シリーズ 神社と祭りの精神史10

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月12日(金)、 5月26日(金)、 6月 9日(金)、 6月23日(金)、 7月 7日(金)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
14,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
神社とそこに祀られる神々の姿には、時代と社会、そして人々の心が現れているような気がします。日本の神社の御神体には鏡が用いられることがありますが、鏡に映るのは、神様のお姿ではなく、神様を拝み、祈りを捧げている私たちの姿なのかもしれません。日本には八百万の神々がおられると言いますが、さすがにそのすべてについてお話しすることは難しく、これまで主に著名な神社、歴史上目覚ましい活躍をした神社と神々、そしてお祭りについてお話をしてきました。今回もそうした神社を選びましたが、資料の少ないものが多く、信仰の実体がなかなか見えてこないものも数多く含まれています。古文書・古記録はもちろん、絵画・絵図、現在の祭り映像など、可能な限りの素材を援用して、少しでも神社の本体に近づいていきたいと思っています。

【講義概要】
第1回 5月12日(金) 丹生川上神社(紀伊)
上・中・下の三社があり、「雨師明神」とも呼ばれる雨の神さま。

第2回 5月26日(金) 大鳥大社(和泉)
全国の大鳥神社の総本社。ご祭神がたびたび変更されるが、和泉国一宮の地位は変わらない。

第3回 6月 9日(金) 安房神社(安房)・玉前神社(上総)
ともに千葉県にあり、それぞれの国の一宮。

第4回 6月23日(金) 気多神社(能登)
北陸の大社のひとつだが、その創祀には不明点が多い。一宮。

第5回 7月 7日(金) 中山神社(美作)
吉備津彦系の神社だが、『今昔物語』に祟る猿神として現れることで知られる。一宮。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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