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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-06 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:17120022

新版・ゆっくり学ぶ江戸の古文書 パート13

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月14日(金)、 4月28日(金)、 5月12日(金)、 5月26日(金)、 6月 9日(金)、 6月23日(金)、 6月30日(金)、 7月14日(金)、 7月28日(金)、 8月 4日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
24,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
第1~6回は、読解の手順を復習しつつ、武家の古文書から、読みやすく典型的な古文書に挑戦してみましょう。古文書での筆法や筆順の連綿について板書し、丁寧な解説を心掛けたいと考えています。
徳川幕府の権威、軍事力、経済力は諸大名を圧していました。幕閣、幕府諸役人も勤勉でした。その幕府がペリー来航以来僅か15年でなぜ滅んだのでしょうか。
今期は文久2(1862)年の幕府の兵制改革とその行方、問題点を、水野忠精の日記や『浮浪追討記』その他から検討したいと思います。前期で忠精の日記を一通り読み終えました。今期からは、具体的な事例を取り上げながら、改めて根本の問題に迫りたいと思っています。
第7~9回は、江戸時代初期に出版された文学作品をとりあげます。今期も、『伊勢物語』のパロディー作品である『仁勢物語』および笑話集『醒睡笑』を中心に、種々の仮名草子作品を読んでゆきます。一緒にゆっくりと解読を進め、作品にちりばめられた言語感覚を味わいながら、江戸の笑いを共に楽しみたいと思います。
また、大名や旗本御家人の名鑑である武鑑は毎年刊行されましたが、第10回は、その中から旗本の役職の実態を垣間見てみたいと思います。
古文書という風雅な学びにより、古人と心を通わせるとともに読解力を養いましょう。

【講義概要】
第1回 4月14日(金) 水野忠精の日記、1862(文久2)年後半から

第2回 4月28日(金) 水野忠精の日記、1862(文久2)年後半から(2)

第3回 5月12日(金) 水野忠精の日記、1862(文久2)年後半から(3)

第4回 5月26日(金) 『浮浪追討記』その他

第5回 6月 9日(金) 『浮浪追討記』その他(2)

第6回 6月23日(金) 『浮浪追討記』その他(3)

第7回 6月30日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む1

第8回 7月14日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む2

第9回 7月28日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む3

第10回 8月 4日(金) 武鑑で旗本の役職を読み解く

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 岩崎 信夫
肩書き 市民講座講師
プロフィール 東京都生まれ。静岡県裾野市史や目黒区めぐろ歴史資料館の「武島家文書目録」の編纂に従事。また武嶋家文書を読む会として『東北大学本浮浪追討記』を翻刻。幕末の制度改革に関心をもつ。
名前 山口 恭子
肩書き 法政大学兼任講師
プロフィール 江戸時代の文学や文化について研究。とくに江戸時代の書家や書流、「書のお手本」の出版に関することなど、当時の書文化について造詣を深めている。博士(文学)。
名前 滝口 正哉
肩書き 成城大学非常勤講師、立正大学非常勤講師
プロフィール 専門は、近世都市史・文化史。著書に『千社札にみる江戸の社会』(同成社)、『江戸の社会と御免富─富くじ・寺社・庶民─』(岩田書院)など。博士(文学)。
名前 伊能 秀明
肩書き コーディネータ・明治大学図書館総務事務長
プロフィール 学生の教育研究支援のため図書館書評コンテストや書評の書き方講座などの図書館活動推進、社会貢献のため小・中学生の「一日図書館長イベント」や延岡市での生涯教育活動に関与している。法学博士。
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