大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
福井は、政治や文化など幅広い分野において、自らの力で時代を切り拓き、輝かしい業績を残した人物を輩出してきました。
今回の講座では、幕末、福井藩主松平春嶽の側近として活躍し、明治維新後は日本の警察制度の創設に尽力した村田氏寿。また、明治初期に外交官として欧米諸国を歴訪、東京府知事(第9代)や帝国大学(現在の東京大学前身)初代総長などを歴任し、制度、文物、産業、技術などを世界的水準に推し上げようと、近代国家づくりに奔走した渡辺洪基を取り上げます。
彼らが、どんな時代に生き、何を見て、どう考え、どんな生き方をしたのか、先人がその時代に与えた影響を学んでいきましょう。

【特記事項】
【申込方法】 事前予約制です(全席自由、先着50名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423

■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。

■受講料は、事前にお支払が必要です。

■会場:明治大学 駿河台キャンパス
※駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水駅」徒歩3分、丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町駅」徒歩5分です。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 11月26日(土) 「日本の行政警察の創設者 村田氏寿」

第2回 12月 3日(土) 「明治国家のプランナー 渡辺洪基」

第3回 12月10日(土) 「陸軍軍医総監 橋本綱常」

第4回 12月17日(土) 「海軍大将・首相 岡田啓介」

【教材】
レジュメ資料

名前	落合 弘樹
肩書き	明治大学文学部教授
プロフィール	1962年、大阪府枚方市で生まれる。中央大学文学部および同学大学院文学研究科を修了。京都大学人文科学研究所助手を経て、明治大学文学部助教授に就任。2009年より現職。京都大学博士(文学)。明治維新を武家の解体という視点で研究。主な著書は『西南戦争と西郷隆盛 敗者の日本史18』(吉川弘文館)、『秩禄処分』(講談社学術文庫)。BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほかに出演。

名前	藤田 道男
肩書き	公益財団法人輔仁会理事長
プロフィール	1946年生まれ。早稲田大学卒業後、日本住宅公団(現UR都市機構)部長、会社社長等を経て現職。まちづくりアドバイザー。東京福井県人会理事長。輔仁会は村田氏寿の主唱で明治15年に設立された育英団体。福井の実家は橋本左内先生の生家跡地に建つ。著書に『村田氏寿(巳三郎)小伝』(非売品)などがある。

名前	齊藤 隆
肩書き	元 越前市教育委員会文化課長
プロフィール	1951年生まれ。歴史研究会「武生立葵会」会員。著書等 『越前(武生)近代人物関係史料の研究』(横浜市立大学論叢第66巻人文科学系列第2号2015)共著。武生商工会議所報JPに「郷土の先覚」連載(2013.10～2015.12)。武生立葵会報、越前文化史の会「越人」、武生郷友会誌等に郷土の人物を紹介。