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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-20 / その他教養 / 学内講座コード:16230008

図書館員のためのブラッシュアップ講座XV すべての人に開かれた図書館サービスを目指して

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月29日(木)、10月13日(木)、10月27日(木)、11月10日(木)、11月24日(木)、12月 8日(木)、12月22日(木)、 1月12日(木)、 1月19日(木)、 1月26日(木)、 2月 2日(木)、 2月 9日(木)、 2月16日(木)、 2月23日(木)、 3月 9日(木)
講座回数
15回
時間
19:00~20:30 ※3月9日(木)のみ15:30~17:00予定
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
19,500円
定員
35
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
貧富の格差が拡大しつつある今日、図書館が開かれている「場」であることを知らない方がたあるいは利用したくても時間的な制約、あるいは空間上(場所)における制約のため利用にあたり障害をもつ人々が少なくないように感じられます。加えて、就学適齢期の子ども達の6人にひとりが教育を満足に受けることができない状況であるともいわれています。その昔から識字教育も活動の一環である図書館で、なにかできることはないのでしょうか。実践する前に、まず、その道の専門家から実態の一部を伺うことが必要であると実感しています。図書館業務に関わる講義とともに図書館を取り巻く現況を知る機会としてください。

*受講対象は、原則として司書有資格者および司書講習受講中の方。

【特記事項】
■申込締切日:9月20日(火)

◎講義内容、フィールドワーク先は変更になる場合がございます。
◎交通費などフィールドワークに関わる費用は受講生自身のご負担となります。
◎フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
◎フィールドワークは、15:30~17:00を予定しています。通常の講座時間と異なりますのでご注意下さい。
◎本講座は、割引対象外です。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【後援】日本図書館協会

【講義概要】
第1回 9月29日(木) ウェブ社会とつながる図書館

第2回 10月13日(木) 3Dデジタルアーカイブ技術と図書館
フランス国立図書館(BnF)の体感する地球儀・天球儀の製作を通じて

第3回 10月27日(木) 知と情報へのアクセスを阻むものー貧困と障害の問題を中心に

第4回 11月10日(木) 『ウォーナーの謎のリスト』(ドキュメンタリー映画)制作からみえたもの

第5回 11月24日(木) ビッグイシュー基金活動から見えてくるもの

第6回 12月 8日(木) 高齢者のための健康情報サービス
高齢者疾患の特性と健康情報の利用

第7回 12月22日(木) 少年院・少年鑑別所における読書について

第8回 1月12日(木) 「障害者権利条約」とその後の図書館

第9回 1月19日(木) 映像リテラシーの立場から考えるメディアやジャーナリズム
最新作[FAKE]を通じて

第10回 1月26日(木) わが国の貧困の問題を考える

第11回 2月 2日(木) 町おこしとウィキペディア

第12回 2月 9日(木) ラオスの文字を持たない少数民族と識字教育
モン族に伝わる民話を後世に残す活動を通じて

第13回 2月16日(木) 図書館利用に障害のある人々へのサービス
建築家の目を通して

第14回 2月23日(木) 格差社会からみえてくるもの

第15回 3月 9日(木) 【フィールド・ワーク】 東京農業大学図書館 (予定)
自然科学系単科大学図書館の役割
※15:30~17:00

備考

【ガイダンス・デモレッスン】
■9月8日(木)19:00~20:00

※会場:駿河台キャンパス(アカデミーコモン11階)
※ガイダンスへの参加を強くお勧めします。
※無料・予約不要

講師陣

名前 阪田 蓉子
肩書き 元明治大学文学部教授、日本図書館文化史研究会前代表
プロフィール 講座コーディネータ
図書の文化史および地域情報サービスが研究課題。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。教材用DVD監修「多様な図書館サービス-現場からのルポルタージュ」。明治大学図書館情報学研究会会長、東京都図書館協会副会長。
名前 岡本 真
肩書き アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役/プロデューサー
プロフィール 1973年生まれ。1997年、国際基督教大学(ICU)卒業。編集者等を経て、1999年、ヤフー株式会社に入社。Yahoo!知恵袋等の企画・設計を担当。2009年に同社を退職し、1998年に創刊したメールマガジンACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)を母体に、アカデミック・リソース・ガイド株式会社を設立。
名前 久永 一郎
肩書き 大日本印刷株式会社 C&I事業部コンサルティング本部 IM&Sコンサルティング室室長
プロフィール 1991年九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)興業設計学科卒。同年、大日本印刷株式会社CDC(クリエイティブ・デザイン・センター)事業部入社
ヒューマン・コンピュータ・インターフェース、コンテンツ開発、システム開発から建築空間の設計までエクスペリエンスデザインのプロジェクトを担当。
名前 みわ よしこ
肩書き フリーランス・ライター
プロフィール 1963年、福岡県生まれ。根深い貧困・格差・差別の存在する地域で生育。東京理科大学大学院修士課程修了後、電気メーカーの企業内研修者を経て、科学・技術ライターに。2005年、中途障害者となり、日本の福祉政策に直面する。2011年の東日本大震災以後、社会保障削減が本格化したことから、生活保護を中心に社会保障に執筆活動を展開。著書は『生活保護リアル』(日本評論社)・『おしゃべりなコンピュータ』(丸善出版)など。
名前 金高 謙二
肩書き 映画監督、テレビディレクター
プロフィール 1977年、人形劇団ドレミ座入団、TBSの子ども番組や地方の地方の小学校への巡回公演をする。79年、ビデオ制作会社入社。81年フリーの映画助監督となり、主に近代映画協会で新藤兼人監督に就く。92年自主制作開始。「ある同姓同名者からの手紙」で毎日映画コンクール記録文化映画賞(短編)および日本映画復興会議奨励賞を受賞。99年制作の「パーフェクト9~ある障害者野球チームの記録~」は翌年の台湾国際ドキュメンタリー映画祭招待作品となった。ほか作品多数。
名前 中原 加晴
肩書き 認定NPO法人ビッグイシュー基金プログラムコーディネーター
プロフィール 1987年鹿児島県生まれ。2010年鹿児島大学法文学部卒業後、労働金庫と一般企業での勤務を経て、15年2月より現職。ビッグイシュー基金では、現場での対人支援や路上脱出ガイド配布を含むホームレスの方の自立応援プログラムに従事。また、社会的不利・困難を抱える若者の出口づくりとして「シビックエコノミー」についての調査などを行っている。
名前 宮本 孝一
肩書き 東京都健康長寿医療センター老年学情報センター司書
プロフィール 北海道教育大学札幌分校卒業。明星大学通信教育部司書課程修了。民間企業勤務後、平成9年浦安市立図書館非常勤、平成10年から日本図書館協会非常勤。平成14年より東京都『老人医療センター東京都老人医療センター・東京都老人総合研究所の職員用図書館老年学情報センター司書。平成18老年学情報センターに患者図書室すこやかライフ図書室開設。施設の経営統合で東京都健康長寿医療センター発足。新施設に健康情報コーナーなるほど!からだラウンジ開設。
名前 日置 将之
肩書き 大阪府立中央図書館 国際児童文学館 主査
プロフィール 筑波大学(旧図書館情報大学)情報メディア研究科博士前期課程修了。宇治少年院(法務教官)、国立国会図書館(実務研修員)を経て、2011年度より現職。主な著作に『図書館サービスの可能性』(共著、日外アソシエーツ、2012年)、『図書館サービス概論』 (共著、学芸図書、2013年)等がある。日本図書館研究会理事、矯正と図書館サービス連絡会事務局長。
名前 河村 宏
肩書き デイジーコンソーシアム理事
プロフィール 東京大学総合図書館、日本障害者リハビリテーション協会情報センター、国立障害者リハビリテーションセンター研究所を経て現職。障害者の完全参加を目標に、DAISYの研究開発を軸に知識共有のありかたを模索。
名前 森 達也
肩書き 映画監督・作家 明治大学情報コミュニケーション学部特任教授
プロフィール 1998年にドキュメンタリー映画『A』を公開。ベルリンなど世界各国の国際映画祭に招待される。2001年、『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。同時期に執筆も始める。2011年に『A3』(集英社)が講談社ノンフィクション賞を受賞。また2012年にはドキュメンタリー映画『311』を発表。
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