講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-20 / その他教養 / 学内講座コード:16220019
日本人の魂の古層を探る
- 開催日
- 9月28日(水)、10月12日(水)、10月26日(水)、11月 9日(水)、11月30日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
今の世界を見れば、現代文明を生み出してきた父性原理があちこちで綻び、欲望が野放しになるにつれ、格差を生み憎しみや不安、生きがいの喪失など様々な不条理が噴き出しています。むしろ律令制の始めから、その中央の動きに抵抗し、取り残された周縁の文化の中にこそ、日本が経済大国から文化大国へ歩む未来の道筋が見えてくるように思います。
この講座は、日本人が培ってきた魂の古層をとおして、閉塞した日本文化のパラダイム変換を模索するものです。
【講義概要】
第1回 9月28日(水) 宗教の深層―民俗的他界と阿弥陀浄土―
第2回 10月12日(水) 古層と新層
第3回 10月26日(水) 戦争と爆発をめぐる古層の意義:岡本太郎の闘う芸術
第4回 11月 9日(水) 幕末明治期の新宗教における古層底流考
第5回 11月30日(水) 常磐(ときわ)・堅磐(かきわ)の国、日本に活きる巨石信仰
今の世界を見れば、現代文明を生み出してきた父性原理があちこちで綻び、欲望が野放しになるにつれ、格差を生み憎しみや不安、生きがいの喪失など様々な不条理が噴き出しています。むしろ律令制の始めから、その中央の動きに抵抗し、取り残された周縁の文化の中にこそ、日本が経済大国から文化大国へ歩む未来の道筋が見えてくるように思います。
この講座は、日本人が培ってきた魂の古層をとおして、閉塞した日本文化のパラダイム変換を模索するものです。
【講義概要】
第1回 9月28日(水) 宗教の深層―民俗的他界と阿弥陀浄土―
第2回 10月12日(水) 古層と新層
第3回 10月26日(水) 戦争と爆発をめぐる古層の意義:岡本太郎の闘う芸術
第4回 11月 9日(水) 幕末明治期の新宗教における古層底流考
第5回 11月30日(水) 常磐(ときわ)・堅磐(かきわ)の国、日本に活きる巨石信仰
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 金山 秋男 |
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肩書き | 明治大学法学部教授・明治大学死生学・基層文化研究所代表 |
プロフィール | 1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『歎異抄』、共著に『「生と死」の図像学』、『古典にみる日本人の生と死』など。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所代表、国際熊野学会副代表。 |
名前 | 中沢 新一 |
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肩書き | 明治大学特任教授・明治大学野性の科学研究所所長 |
プロフィール | 1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。チベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓。著書に『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポニカ』(伊藤整文学賞)、『カイエ・ソバージュ』全5巻(『対称性人類学』で小林秀雄賞)、『精霊の王』、『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)、『鳥の仏教』など多数。最新刊に『日本の大転換』(集英社新書)がある。 |
名前 | 岩野 卓司 |
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肩書き | 明治大学法学部教授 |
プロフィール | 現代フランスの思想から、精神分析、現象学、宗教哲学までを研究対象としています。また、料理や衣服のような日常的なものについても哲学的関心があります。フランス留学時代は、パリの屋根裏部屋で貧乏生活をしていました。著訳書:『ジョルジュ・バタイユ -神秘経験をめぐる思想の限界と新たなる可能性-』(2010)、ラクシモヴ、『失われたパリを求めて -マルセル・プルーストが生きた街』(春風社)(共訳)(2010) |
名前 | 出口 三平 |
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肩書き | 宗教哲学研究者 |
プロフィール | 1946年佐賀県生まれ。京都大学文学部哲学科宗教学卒業。大本の教学研鑽所に勤務後フリーに。主に出口王仁三郎の宗教思想や活動を研究。共著に『スサノオの宇宙へ―出口王仁三郎の「霊界物語」を語る』『新宗教時代〈1〉大本』など。 |
名前 | 須田 郡司 |
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肩書き | 巨石ハンター・フォトグラファー・VOICE OF STONE プロジェクト代表 |
プロフィール | 1962年群馬県生まれ。出雲市在住。琉球大学法文学部史学科地理学専攻卒業。国内や世界50カ国以上を訪ね聖なる巨石を撮影。「石の語りべ」として全国を回り、その魅力を伝える活動をつづける。著書に「日本の巨石~イワクラの世界」(星雲社)、「日本石巡礼」「世界石巡礼」(ともに日本経済新聞出版社)、「日本の聖なる石を訪ねて」(祥伝社)など。 |