大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
お江戸で生まれた浮世絵は、誰もが気軽に手にすることができるものでした。そこに描かれているのは、お江戸の‘いま’。風景、生活、行事、流行、娯楽など、等身大の姿が鮮やかに浮かびます。浮世絵を丁寧に読みとくことで、お江戸の暮らしをより身近に、そしていきいきと感じることができるでしょう。
本講座では、約1世紀ぶりにボストン美術館からデジタル情報として日本に里帰りし、‘浮世絵の正倉院’ともいわれる豊かで美しい浮世絵コレクションを手がかりに、お江戸をより深く楽しみたいと思います。高精彩画像を細部までクローズアップし、これまでとは異なる浮世絵の魅力を体験してみませんか。
初めての方も、継続でのご参加も歓迎いたします。



(富嶽三十六景 神奈川沖浪裏)

【講義概要】
第1回 9月27日(火) 浮世絵でたのしむ江戸のまち(1)

第2回 10月 4日(火) 浮世絵でたのしむ江戸のまち(2)

第3回 10月18日(火) 浮世絵でたのしむ江戸のまち(3)

第4回 11月 8日(火) 浮世絵のなかの江戸の暮らし(1)

第5回 11月15日(火) 浮世絵のなかの江戸の暮らし(2)

第6回 11月29日(火) 浮世絵のなかの江戸の暮らし(3)

【教材】
レジュメ資料

名前	牧野 健太郎
肩書き	日本ユネスコ協会連盟 評議委員、NHKプロモーションプロデューサー
プロフィール	教育、アニメ番組およびイベント制作。ボストン美術館との浮世絵デジタルプロジェクト・プロデューサー。日本ユネスコ協会連盟・評議委員。

名前	森山 暁子
肩書き	歌舞伎・浮世絵研究家
プロフィール	東京大学大学院博士課程。歌舞伎、浮世絵を中心に研究、執筆、講演等を行う。青山学院短期大学、東京家政大学、文京アカデミア、アミューズミュージアム等で講師をつとめる。