講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-22 / 文学:日本史 / 学内講座コード:16220006
新版・ゆっくり学ぶ江戸の古文書 パート12
- 開催日
- 9月30日(金)、10月14日(金)、10月28日(金)、11月11日(金)、11月25日(金)、12月 9日(金)、 1月13日(金)、 1月20日(金)、 2月10日(金)
- 講座回数
- 9回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
第1~6回は、読解の手順を復習しつつ、武家の古文書から、読みやすく典型的な古文書に挑戦してみましょう。古文書での筆法や筆順の連綿について板書し、丁寧な解説を心掛けたいと考えています。
テキストは水野忠精の日記(『水野忠精幕末老中日記』ゆまに書房)を用います。老中の職務遂行の実際を読み解くことを通して、幕府は何故倒壊したのだろうか、幕府官僚層は如何様な役割を果たしたのだろうか、などの疑問に迫りたいと思います。
今期は1865(慶応元)年後半から翌66年半ば迄の時期を読みます。65年10月、条約勅許となり、翌66年6月7日には第二次征長が開戦します。その最中の6月19日、忠精は老中を罷免され、日記はその少し前で終わります。同年7月の家茂逝去、慶喜の将軍職継承、67年10月の大政奉還、12月の王政復古宣言へと一気にコマが進む、その直前の時期ということになります。大きなうねりが背後にあるのではないでしょうか。
第7回以降は、江戸時代初期に出版された仮名草子の作品をとりあげます。今期は、『伊勢物語』のパロディー作品である『仁勢物語』、および、笑話集『醒睡笑』をとりあげます。みなさんと一緒に解読を進めながら、江戸の笑いを共に楽しんでみたいと思います。
古文書という風雅な学びにより、古人と心を通わせるとともに読解力を養いましょう。
【講義概要】
第1回 9月30日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(1)
第2回 10月14日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(2)
第3回 10月28日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(3)
第4回 11月11日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(4)
第5回 11月25日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(5)
第6回 12月 9日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(6)
第7回 1月13日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む1
第8回 1月20日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む2
第9回 2月10日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む3
第1~6回は、読解の手順を復習しつつ、武家の古文書から、読みやすく典型的な古文書に挑戦してみましょう。古文書での筆法や筆順の連綿について板書し、丁寧な解説を心掛けたいと考えています。
テキストは水野忠精の日記(『水野忠精幕末老中日記』ゆまに書房)を用います。老中の職務遂行の実際を読み解くことを通して、幕府は何故倒壊したのだろうか、幕府官僚層は如何様な役割を果たしたのだろうか、などの疑問に迫りたいと思います。
今期は1865(慶応元)年後半から翌66年半ば迄の時期を読みます。65年10月、条約勅許となり、翌66年6月7日には第二次征長が開戦します。その最中の6月19日、忠精は老中を罷免され、日記はその少し前で終わります。同年7月の家茂逝去、慶喜の将軍職継承、67年10月の大政奉還、12月の王政復古宣言へと一気にコマが進む、その直前の時期ということになります。大きなうねりが背後にあるのではないでしょうか。
第7回以降は、江戸時代初期に出版された仮名草子の作品をとりあげます。今期は、『伊勢物語』のパロディー作品である『仁勢物語』、および、笑話集『醒睡笑』をとりあげます。みなさんと一緒に解読を進めながら、江戸の笑いを共に楽しんでみたいと思います。
古文書という風雅な学びにより、古人と心を通わせるとともに読解力を養いましょう。
【講義概要】
第1回 9月30日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(1)
第2回 10月14日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(2)
第3回 10月28日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(3)
第4回 11月11日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(4)
第5回 11月25日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(5)
第6回 12月 9日(金) 水野忠精の日記、1865(慶応元)年後半から66年半ば迄(6)
第7回 1月13日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む1
第8回 1月20日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む2
第9回 2月10日(金) 江戸時代の仮名草子作品を読む3
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 岩崎 信夫 |
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肩書き | 市民講座講師 |
プロフィール | 東京都生まれ。静岡県裾野市史や目黒区めぐろ歴史資料館の「武島家文書目録」の編纂に従事。また武嶋家文書を読む会として『東北大学本浮浪追討記』を翻刻。幕末の制度改革に関心をもつ。 |
名前 | 山口 恭子 |
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肩書き | 法政大学兼任講師 |
プロフィール | 江戸時代の文学や文化について研究。とくに江戸時代の書家や書流、「書のお手本」の出版に関することなど、当時の書文化について造詣を深めている。博士(文学)。 |
名前 | 伊能 秀明 |
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肩書き | コーディネータ・明治大学中央図書館事務長 |
プロフィール | 学生の教育研究支援のため図書館書評コンテストや書評の書き方講座などの図書館活動推進、社会貢献のため小・中学生の「一日図書館長イベント」や延岡市での生涯教育活動に関与している。法学博士。 |