講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-18 / 日本史 / 学内講座コード:16220003
日本古代天皇陵の考古学的検討 前方後円墳と宮内庁治定天皇陵の再検討
- 開催日
- 9月26日(月)、10月17日(月)、11月21日(月)、12月 5日(月)、 1月16日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 14:00~16:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 200
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
日本古代の天皇陵として宮内庁が治定している墳墓は崇峻陵など一部の陵墓を除いて、すべて墳形は前方後円墳である。ほとんどが大型に属しているが陵墓治定のない大型前方後円墳も多く存在しているので、考古学的には真の陵墓を確定することは難しい。この点について再検討を続けたいと思う。
【講義概要】
第1回 9月26日(月) 奈良県メスリ山古墳は天皇陵か
多量の副葬品と巨大円筒埴輪をもつ前方後円墳の問題点
第2回 10月17日(月) 雄略陵と崇峻陵の謎を解く
―円墳と方墳の関係―
第3回 11月21日(月) 欽明天皇陵をめぐる諸問題
推定陵が複数ある前方後円墳の中での真陵は
第4回 12月 5日(月) 最後の前方後円墳と舒明陵
天皇陵として最後の前方後円墳をどのように理解するか
第5回 1月16日(月) 用明・推古天皇陵と方墳論
天皇陵として前方後円形から方形に変化する歴史的意義
日本古代の天皇陵として宮内庁が治定している墳墓は崇峻陵など一部の陵墓を除いて、すべて墳形は前方後円墳である。ほとんどが大型に属しているが陵墓治定のない大型前方後円墳も多く存在しているので、考古学的には真の陵墓を確定することは難しい。この点について再検討を続けたいと思う。
【講義概要】
第1回 9月26日(月) 奈良県メスリ山古墳は天皇陵か
多量の副葬品と巨大円筒埴輪をもつ前方後円墳の問題点
第2回 10月17日(月) 雄略陵と崇峻陵の謎を解く
―円墳と方墳の関係―
第3回 11月21日(月) 欽明天皇陵をめぐる諸問題
推定陵が複数ある前方後円墳の中での真陵は
第4回 12月 5日(月) 最後の前方後円墳と舒明陵
天皇陵として最後の前方後円墳をどのように理解するか
第5回 1月16日(月) 用明・推古天皇陵と方墳論
天皇陵として前方後円形から方形に変化する歴史的意義
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 大塚 初重 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1926年東京都生まれ。明治大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。明治大学文学部長・人文科学研究所長、日本学術会議会員、山梨県立考古学博物館館長、日本考古学協会会長、静岡県登呂遺跡再整備検討委員長等を歴任。2005年春「瑞宝中綬章」受章。専門は弥生時代と古墳時代全般。編著書に『日本考古学を学ぶ1~3』(有斐閣選書)、『日本古墳大辞典』(東京堂出版)、『日本古代遺跡事典』(吉川弘文館)、『最新日本考古学用語辞典』(柏書房)、『東国の古墳と大和政権』(吉川弘文館)、『「古墳時代」の時間』(学生社)、『「弥生時代」の時間』(学生社)、『東アジアの装飾古墳を探る』(雄山閣)、『古墳時代の日本列島』(青木書店)、『土の中に日本があった』(小学館)など。 |