大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
「大学の授業は面白くない」「勉強は楽しくない」という世の声に対する、答えのひとつが学びとエンタメの融合をした本講座です。本講座では、ベストセラー作家、研究者、バラエティTV番組のプロデューサーなどの講師が講義を行います。講義内容も、歴史学、科学、文学、人間学といったバラエティに富んだ分野を扱います。たとえば、歴史学の講座では、「もし坂本龍馬が大学で講義をしたら?」という設定で、坂本龍馬に扮した講師が、歴史を語りながら、「挑戦」「生きがい」と言った普遍的なテーマで楽しく授業を行い、学問と人生とを結びつけます。

【講義概要】
第1回 10月21日(金) もし坂本龍馬が大学で講義をしたら
脱藩した坂本龍馬は、なぜ雄藩を動かせたのか?歴史を語りつつ、たったひとりの力の可能性を語る。

第2回 10月28日(金) もしバラエティ・プロデューサーが大学で講義をしたら
『最速で身につく世界史』などのベストセラーなども著すバラエティ・プロデューサーが教える歴史学。

第3回 11月11日(金) もし出雲の阿国が大学で講義をしたら
歌舞伎の始祖とされる出雲の阿国。出雲大社、神話、芸能、歌舞伎について語る。

第4回 11月18日(金) もし五代友厚が大学で貨幣経済学を語ったら
明治になり政治的に国は統一されたが経済は全く。幕末から明治初期の共通通貨の発行まで五代が語る。

第5回 11月25日(金) もし言語学者が刑事になったら
実はことばが重要な証拠になる事件がある。そういった事件の解決に役立つ言語学の知識を探る。

【教材】
レジュメ資料

名前	堀田 秀吾
肩書き	明治大学法学部教授
プロフィール	明治大学法学部教授。言語学博士。「学び」と「エンターテイメント」を融合した新しい学習コンテンツの形を追究している。研究者としての専門は法言語学。2012年「明治一受けたい授業」選出。熱血授業で知られ、学生からの信頼も厚い。一般書も積極的に著しており、『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』(2012年度ビジネス書年間ベストセラー)他、著書多数。

名前	鬼塚 忠
肩書き	(株)アップルシード・エージェンシー代表取締役
プロフィール	「作家のエージェント」の会社「アップルシード・エージェンシー」を経営するかたわら、自ら小説等の執筆を行う。主なプロデュース作品は「自分の小さな箱から脱出する方法」「死ぬときに後悔すること25」「すごい会議」「考具」など。主な著作は『花いくさ』(角川書店)、『Little DJ』(ポプラ社)など。

名前	角田 陽一郎
肩書き	バラエティプロデューサー・ディレクター・映画監督
プロフィール	著書『最速で身につく世界史』(アスコム2015年11月)『成功の神はネガティブな狩人に降臨する―バラエティ的企画術』(朝日新聞出版2015年7月)『究極の人間関係分析学カテゴライズド』(2014年9月)、編著『オトナの!格言』(河出書房新社2014年12月)