講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-19 / その他教養 / 学内講座コード:16120034
大人のための「いのち」の学び舎
- 開催日
- 4月27日(水)、 5月18日(水)、 6月 1日(水)、 6月15日(水)、 6月29日(水)、 7月13日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
「いのち」ということばが私たちに想起させる内容は、半世紀前のものとは余りにも違ったものになってきています。それは、人間の生老病死が家庭から離れ、益々見えなくなっているからです。
どのような社会にもなんらかの枠(規範)があるように、文化にも独自の型があった筈です。たとえば、死には死にまつわる文化の型があり、それが葬礼や法要やその型特有の規範を生み出してきたのです。
だから、その型が失われることは、死が文化として消えていくことであり、それはとりもなおさず、私たちが死を了解し、受け入れ、死と和解する手立てを失ったことを意味するのです。
古来、人はどのように生き、死んで来たのか。今、どのような死が望ましいのか。この講座は長年生と死に関わって来られた方々を講師にお招きして、受講生と共に考え、意見を交換する場にしたいと思います。
※第4講のみ13:00~14:30
【講義概要】
第1回 4月27日(水) 「歎異抄」から学ぶ生き方
第2回 5月18日(水) 芸術のある生活
第3回 6月 1日(水) 今の今を生きる
第4回 6月15日(水) 日本人の無常観と死生観
※第4講のみ、時間が異なります。13:00~14:30です。
第5回 6月29日(水) 祈りのかたち~宗教と美術~
第6回 7月13日(水) 人生における魂の役割
「いのち」ということばが私たちに想起させる内容は、半世紀前のものとは余りにも違ったものになってきています。それは、人間の生老病死が家庭から離れ、益々見えなくなっているからです。
どのような社会にもなんらかの枠(規範)があるように、文化にも独自の型があった筈です。たとえば、死には死にまつわる文化の型があり、それが葬礼や法要やその型特有の規範を生み出してきたのです。
だから、その型が失われることは、死が文化として消えていくことであり、それはとりもなおさず、私たちが死を了解し、受け入れ、死と和解する手立てを失ったことを意味するのです。
古来、人はどのように生き、死んで来たのか。今、どのような死が望ましいのか。この講座は長年生と死に関わって来られた方々を講師にお招きして、受講生と共に考え、意見を交換する場にしたいと思います。
※第4講のみ13:00~14:30
【講義概要】
第1回 4月27日(水) 「歎異抄」から学ぶ生き方
第2回 5月18日(水) 芸術のある生活
第3回 6月 1日(水) 今の今を生きる
第4回 6月15日(水) 日本人の無常観と死生観
※第4講のみ、時間が異なります。13:00~14:30です。
第5回 6月29日(水) 祈りのかたち~宗教と美術~
第6回 7月13日(水) 人生における魂の役割
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 金山 秋男 |
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肩書き | 明治大学法学部教授・明治大学死生学・基層文化研究所代表 |
プロフィール | 1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『歎異抄』、共著に『「生と死」の図像学』、『古典にみる日本人の生と死』など。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所代表、国際熊野学会副代表。 |
名前 | 武藤 順九 |
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肩書き | 彫刻家・画家 |
プロフィール | 1950年宮城県仙台市生まれ。東京芸術大学美術学部卒業後、渡仏。その後、スペイン、イタリアに滞在。ローマにアトリエを構え、現在にいたるまでローマにて創作活動を続ける。ヨーロッパ・日本を中心に個展を展開。2000年、バチカン宮殿(ローマ法王公邸)に歴史上初の抽象彫刻永久設置を果たす。以降、2002年には国連ユネスコ本部、2006年には世界遺産ブッダガヤ・マハボディ寺院(インド)などに作品が永久設置される。平和と鎮魂の祈りを込めた「風の環」シリーズを作り続ける国際的アーティスト。著書に『「いのちを彫る」― 風の環の哲学 -』(PHP研究所)。 |
名前 | 林 義貢 |
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肩書き | むさし野治療センター院長・三鍼法研究会会長・一般社団法人クォンタム気功普及会理事長 |
プロフィール | 北海道大学水産学部卒業。財団法人 国際労務管理財団 評議員などを歴任。一等航海士として捕鯨母船に乗り、南氷洋に10回航海し、タンカーの船長を勤め、陸に上がる。その後、人間救済の使命に目覚め、初心にかえり勉強をやり直し、治療の世界に入る。東洋古典医学理論の研究と臨床に携わると同時に、鍼灸・気功治療歴40年以上。米国、ブラジル、中国、韓国、ロシアその他多くの国に毎年健康に関する講演依頼を受け活躍中。 |
名前 | 島薗 進 |
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肩書き | 東京大学名誉教授・上智大学グリーフケア研究所所長 |
プロフィール | 1948年東京生まれ。1972年、東京大学文学部宗教学科卒業。筑波大学研究員、東京外国語大学日本語学科助手、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部宗教学科教授などを歴任。近代形成期から現代までの日本の宗教史の研究を中心に、現代世界の諸地域の宗教のあり方の比較研究を進め、この十数年は、「死生学」という新たな領域に踏み込む。現在は、上智大学グリーフケア研究所所長を務め、身近で大切な人の死に関する研究を行う。 |
名前 | 若麻績 敏隆 |
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肩書き | 善光寺白蓮坊住職 画家 |
プロフィール | 1958年長野県生まれ。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業。同大学院修士課程修了。大正大学大学院仏教学修士課程修了。長野県善光寺白蓮坊で住職をつとめる旁ら、定期的に大丸東京店、青山新生堂、日本橋三越本店等でパステル画の個展を開催。また、極楽の原風景を、仏教の教義を離れて、人間の美意識のなかに求める試みを行っている。著書に『パステルで描くやすらぎの山河』(日貿出版社 平成14年)。 |
名前 | 池川 明 |
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肩書き | 池川クリニック院長 医学博士 |
プロフィール | 1954年、東京都生まれ。帝京大学医学部卒。同医学研究科修了。医学博士。上尾(あげお)中央総合病院産婦人科部長を経て、1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。主な著書に『生まれた意味を知れば、人は一瞬で変われる ? 胎内記憶・前世記憶研究でわかった幸せへの近道』(2015年、中央公論新社 )、『笑うお産』(2015年、KADOKAWA/中経出版)など。 |