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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-09 / その他教養 / 学内講座コード:15260009

日本の祭りと異形の神々 シリーズ6

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 和泉キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月17日(土)、10月31日(土)、11月14日(土)、12月 5日(土)、12月12日(土)、 1月 9日(土)
講座回数
6回
時間
14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
6,000円
定員
100
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
わたしたち日本人にとって祭りとはいったい何だろう、祭りの持つどんな魅力が私たちの心を掻き立てるのだろう、そんな思いを抱きながらはじめたこの講座も、すでに6回目のシリーズを迎えました。前回予定していてできなかったテーマを中心に今回は、地域社会の人々が祭りをどう取り組んできたかを、歴史的に考察します。江戸の天下祭りをはじめとして、都市と祭礼、中世荘園社会と社寺の祭り、そして現在まで、祭りの奥深さを歴史の流れの中に探ります。

【特記事項】
【共催】杉並区教育委員会

●本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、新規入会金3,000円(3年度間有効)が無料。受講料は3,000円です。
●杉並区在住、在学、在勤者の方のお申込は、「電話」「FAX」での受付となります。
(ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられせん。)
電 話:03-3296-4423
FAX:03-3296-4542

【講義概要】
第1回 10月17日(土) 中世の神社と祭り(1) ─「足助八幡宮縁起」を読む
鎌倉時代の直前、三河国の山中に突然、神が降臨する。新しい時代に登場する新しい異形の神々とは。

第2回 10月31日(土) 中世の神社と祭り(2) ─中世猿投神社と荘園の人々
三河国三宮猿投神社の祭りと人々─中世の後期、荘園内で成長してきた村落と農民たち、そして新興勢力である国人層、それぞれの信仰的欲求に寺社はどのように応えようとしたのか。
神仏習合の新しい波がこうして訪れる。

第3回 11月14日(土) 尾張・三河のオマント(馬の塔)祭り
愛知県から岐阜県にかけて、馬を神に奉納する祭礼「オマント」が行われている。それにあわせて棒の手と呼ばれる武芸も盛ん。人々の熱狂が広い地域世界を祭り世界に染め上げる。

第4回 12月 5日(土) 近世都市祭礼と町人たち ─江戸天下祭りの世界─
江戸鎮守神田明神と山王社の祭りは天下祭りと呼ばれた。祭礼行列が江戸城内に入り、天下様すなわち将軍家等の上覧に預かる。将軍と庶民は、一体となって天下泰平を寿いだ。

第5回 12月12日(土) 奈良大和(おおやまと)神社のちゃんちゃん祭りと宮座
伊勢神宮や大神(おおみわ)神社とならび日本でもっとも古い神社とも呼ばれる大和神社。九つの集落それぞれに頭屋が選定される典型的な宮座祭祀の姿を検証する。

第6回 1月 9日(土) 市川市殿台のニラメッコオビシャ
東京の隣り、千葉県市川市内で今も行われているのどかな農村行事。最近の調査で貴重な古文書も発見された。都市圏にも根強く生き続ける正月の行事を映像で訪れる。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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