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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-24 / その他教養 / 学内講座コード:15220045

作庭家と行く・庭巡りの旅 ―より一層の楽しみ方―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 2日(金)、10月29日(木)、10月30日(金)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
48,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本庭園は、大和地方に大陸から庭園文化が伝わってスタートしました。その後、長期に渡って京都を中心にして、日本の庭園文化は発展していきました。それは日本全土に広がり、伝わった地方によって、その土地の気候風土や文化に即した形で、更なる発展が成されました。この講座では、各地の日本庭園がどのような形で発展したのかを、教室での解説と現地講座の二面性から紐解いてまいります。

【特記事項】
※第2講は、現地集合・解散とし、1泊4食、現地交通費、入館料を含みます。
(時間等詳細は講義の中でご案内いたします。)
※10/29(木)は、【10:00 新大阪駅集合】、10/30(金)は【17:00 新大阪駅解散】を予定しています。
※スケジュールは変更になる可能性がございます。


養翠園

【講義概要】
第1回 10月 2日(金)
【教室講座】
「和歌山の庭園を訪ねる」
今回の庭巡りの旅は、和歌山県の庭園と、和歌山でも風光明媚なところとして知られる和歌の浦の景色を見にまいります。今回巡る庭園は、池泉庭園を中心としています、その中でも二庭は「汐入式庭園」という手法を用い、海水を池泉の水源としています。磯の香りがする独得の庭園でありながら、手法的には伝統手法が守られており、全国的に見ても数少ない本格的な汐入庭園を楽しんでみたいと思います。また粉河寺庭園は、全国に数多く存在する枯山水庭園の中で、ここだけにしかない特殊な形式の庭園となっており、和歌山県の庭園に対する文化度の高さを感じ取ることができます。
また根来寺庭園は江戸期の庭園で、穏やかな中に力強さを秘めた庭園で、本庭園も必見の庭園です。
また今回の巡っていくところで、長保寺、和歌浦の海禅院、根来寺と、いずれの寺院においても多宝塔が存在し、二つが国宝、一つが市指定の文化財として指定されており、多宝塔の見比べもしていただきたいと思っております。また和歌山の風光明媚な場所として知られる和歌の浦も訪ねます。ここは古来
から景勝地として知られ、万葉集に謳われたり、また東京にある六義園庭園の題材にもなった名勝地としてしれています。豊かな庭園群、多彩な国宝、重要文化財建築、そして名勝地と、温暖な和歌山の美しさに触れてみたいと思います。

・第2講拝観場所:
根来寺庭園(池泉、江戸期)・粉河寺庭園(枯山水、桃山期)・和歌山城西の丸庭園(池泉、桃山期)・温山荘庭園(池泉、大正期)・養翠園庭園(池泉、江戸期)・長保寺庭園(枯山水、現代)・和歌浦の景色(和歌の浦干潟、海禅院、妹背山、不老橋など周辺の施設や景観など)

第2回 10月29日(木)
大阪府・和歌山県【フィールドワーク】(現地にて解説・見学):(新大阪駅集合)-根来寺、粉河寺、和歌山城-(和歌山泊)

第3回 10月30日(金)
大阪府・和歌山県【フィールドワーク】(現地にて解説・見学)-養翠園、琴ノ浦温山荘園、長保寺-(新大阪駅 解散)

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 重森 千?
肩書き 作庭家・京都工芸繊維大学非常勤講師・広島市立大学非常勤講師・西北農林科学大学高級講師
プロフィール 重森三玲、完途と、三代に渡って日本庭園の作庭及び古庭園の実測調査、修復などをおこなっている。それらの豊富な資料と、実際の庭園つくりの両面から、フィールドワークを重視した日本庭園を考察している。そしてその経験やデータを駆使して、より多くの方々にわかりやすく日本庭園の魅力を伝える活動をおこなっている。
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