講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-23 / その他教養 / 学内講座コード:15220043
絵解きの世界―あの世とこの世をつなぐもの― その2 「地獄絵」の絵解き
- 開催日
- 10月 1日(木)、10月15日(木)、10月29日(木)、11月12日(木)、11月26日(木)、12月10日(木)、12月17日(木)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。
わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。
我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。今期は「地獄絵」の絵解きに注目する。
【講義概要】
第1回 10月 1日(木) 我が国の文献資料に見る地獄思想
第2回 10月15日(木) 地獄・極楽の絵画(1)
第3回 10月29日(木) 地獄・極楽の絵画(2)
第4回 11月12日(木) 聖衆来迎寺「六道絵」の絵解き(1)(DVD上映)
第5回 11月26日(木) 聖衆来迎寺「六道絵」の絵解き(2)(DVD上映)
第6回 12月10日(木) 「熊野観心十界図」と絵解き
第7回 12月17日(木) 西光寺「六道地獄絵」の絵解き(口演)
かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。
わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。
我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。今期は「地獄絵」の絵解きに注目する。
【講義概要】
第1回 10月 1日(木) 我が国の文献資料に見る地獄思想
第2回 10月15日(木) 地獄・極楽の絵画(1)
第3回 10月29日(木) 地獄・極楽の絵画(2)
第4回 11月12日(木) 聖衆来迎寺「六道絵」の絵解き(1)(DVD上映)
第5回 11月26日(木) 聖衆来迎寺「六道絵」の絵解き(2)(DVD上映)
第6回 12月10日(木) 「熊野観心十界図」と絵解き
第7回 12月17日(木) 西光寺「六道地獄絵」の絵解き(口演)
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 林 雅彦 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。現在説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員。新宮市市政功労者。 |
名前 | 竹澤 繁子 |
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肩書き | 刈萱山西光寺 寺庭 |
プロフィール | 1975年頃から耳学問で覚えたという「苅萱童心と石童丸」の絵解きを復活。絵解きの世界を広く一般に知らせた。 以後30数年にわたって絵解きに携わり、「十王巡り」「六道地獄絵」なども含め、大学、小中学校などでの口演も多い。 |