講座詳細情報
申し込み締切日:2015-10-20 / 日本史:政治 / 学内講座コード:15220025
天皇制・戦争・無意識の差別 II 戦争と平和シリーズ
- 開催日
- 10月28日(水)、11月11日(水)、11月25日(水)、12月 9日(水)、 1月20日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
近代日本は一見全く異なる二つの統治形態を経験した。「欽定憲法」の天皇は現人神・主権者・軍の統帥権の総攬者であった。戦後憲法では「主権在民」の下、「国民の総意」に基づく「国民統合の象徴」とされた。真実のところ、何が変わったのか。本講義では、「天皇制度」と日本人の戦争、及び差別意識・差別構造との関係について歴史に即して考察する。
【講義概要】
第1回 10月28日(水) 近代天皇制の思想と解体論
第2回 11月11日(水) 戦時下天皇制 ― 極限状況の「欽定憲法」国家
第3回 11月25日(水) 天皇制批判の諸相 ― 学問・思想・芸術・自己史
第4回 12月 9日(水) 古代以来の天皇像と現代国家 ― 差別・憧憬・制度
第5回 1月20日(水) 天皇制から自由になる道
近代日本は一見全く異なる二つの統治形態を経験した。「欽定憲法」の天皇は現人神・主権者・軍の統帥権の総攬者であった。戦後憲法では「主権在民」の下、「国民の総意」に基づく「国民統合の象徴」とされた。真実のところ、何が変わったのか。本講義では、「天皇制度」と日本人の戦争、及び差別意識・差別構造との関係について歴史に即して考察する。
【講義概要】
第1回 10月28日(水) 近代天皇制の思想と解体論
第2回 11月11日(水) 戦時下天皇制 ― 極限状況の「欽定憲法」国家
第3回 11月25日(水) 天皇制批判の諸相 ― 学問・思想・芸術・自己史
第4回 12月 9日(水) 古代以来の天皇像と現代国家 ― 差別・憧憬・制度
第5回 1月20日(水) 天皇制から自由になる道
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 生方 卓 |
---|---|
肩書き | コーディネータ・明治大学政治経済学部准教授 |
プロフィール | 社会思想史専攻。研究テーマは、ヘーゲルとヘーゲル学派の社会哲学、環境哲学等、共著に『ドイツ社会主義研究』、『経済思想の源流』など。 |
名前 | 菅 孝行 |
---|---|
肩書き | 評論家、劇作家、河合文化研究所研究員 |
プロフィール | 著作;「吉本隆明論」(第三文明社、1973年)、「天皇論ノート」(田畑書店、1975年、新版明石書店、1986年)、「竹内好論」(三一書房、1976年)、「現代の部落差別と天皇制:国家権力と差別構造」(明石書店、1978年)、「賎民文化と天皇制」(明石書店、1984年)、「戦後民主主義の決算書」(農山漁村文化協会、1985年)、「天皇制(FOR BEGINNERS シリーズ イラスト版オリジナル 20)」(現代書館、1983年)「差別(FOR BEGINNERS シリーズ イラスト版オリジナル 38)」(現代書館、1986年)、「日本の権力(FOR BEGINNERS シリーズ イラスト版オリジナル 50)」(現代書館、1987年)(高野孟との共著)他多数。 |