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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-24 / その他教養 / 学内講座コード:15220017

ことわざの魅力と威力 ―社会・文化、そして人生に係わる「社会科学」としてのことわざを見直そう―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 2日(金)、10月 9日(金)、10月16日(金)、10月23日(金)、10月30日(金)、11月 6日(金)
講座回数
6回
時間
18:00~19:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
〈ことわざ〉というと『ことわざ辞典』類にある(1)既成の(伝承・古典的)ことわざを思い浮かべ、その意味や出典・作者、類句・反句、伝播、用例などを調べる、学ぶ、覚えるものと思い込んでいるのではなかろうか。
思いきって発想の転換をすると、(2)ことわざは何時でも何処でも誰もが創ることができる。全国区の(1)に対して、皆さんの故郷で常用されている地域独特の(3)郷土(故郷・地方)のことわざが存在する。ことわざは人生のターニングポイント(人生の転換期)に深く係わることがあるし、個々の成句は人間の心理の機微に触れ、森羅万象を叙述する。ことわざ一句一句を味わうばかりではなく複数句集合してみると、それらに一貫する社会意識や身近な習俗規範・規制などを見出すことができる。「生活の知恵の宝庫」「隠れた生活文化遺産」なのである。

【特記事項】
郷土とことわざ(教材表紙)

【講義概要】
第1回 10月 2日(金) 郷土のことわざ・「小さな地域のことわざ風土記(民俗誌)」

第2回 10月 9日(金) 講談の中のことわざ

第3回 10月16日(金) ことわざで学ぶ・知る地域学「新潟の男・女・お酒・ことば」

第4回 10月23日(金) 創作ことわざで社会心理

第5回 10月30日(金) ことわざにみる都会の3活(就活・婚活・終活)事情

第6回 11月 6日(金) 人生を豊かにする、愛すべきことわざたち―心と暮らしを輝かせる「ことわざ」のパワ―

備考

【教材】
日本ことわざ文化学会編『郷土とことわざ』(人間の科学新社・2014年・1,800円+税)
※教材は、各自購入願います。

教材は「人間の科学新社〈batapin@mtf.biglobe.ne.jp〉」に直接注文するか、明治大学構内三省堂書店をご利用ください。

講師陣

名前 穴田 義孝
肩書き 明治大学政治経済学部教授
プロフィール 1946年東京生まれ。明治大学大学院修士課程修了、東洋大学大学院社会学研究科博士課程単位習得満期退学、「ことわざ社会心理学」という新たな分野の構築を目指している。著書に『知的大人となるためのことわざ社会心理学』、『「いろはことわざ」による現代若者気質』、いずれも文化書房博文社刊、他。
名前 宝井 一凜
肩書き 講談師
プロフィール 東京都立川市出身。1999年に約8年のフリーライター経験ののち田辺一鶴に入門。NHKFM「とことん長い歌」パーソナリティー。放送大学講座にて講談「ドン・キホーテ」。四谷伝統芸能振興会主催 第5回グランドチャンピオン大会 優勝。エコプロダクツドコモ環境学校の他、リテールテック、セキュリティショー(ともに日立ブース)、SAPなど展示会での講談調MC多数。岩手県奥州大使。昭島市観光大使。
名前 大田 朋子
肩書き 郷土史・方言研究家
プロフィール 東京で大学・研究室生活を送り、新潟へUターン。雑誌記者、ライター、DJをする中で、方言に着目。医療・福祉・看護等の養成校で心理学・人間関係等担当し、方言・ことわざのもつ可能性を研究。方言とことわざ、郷土史等大学・企業・公的機関等で講演。MBA取得。著書・連載あり。日本ことわざ学会会員。NPO法人郷土のことわざネットワーク・ことネット理事。
名前 川島 洋
肩書き 大月短期大学兼任講師・ESPミュージカルアカデミー講師
プロフィール 1970年東京都青梅市生まれ。明治大学政治経済学部卒業、明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻修了。大月短期大学兼任講師、ESPミュージカルアカデミー講師。日本ことわざ文化学会理事。NPO法人郷土のことわざネットワーク・ことネット理事。
名前 中尾 暢見
肩書き 日本大学文理学部非常勤講師
プロフィール 1969年東京都豊島区生まれの杉並区育ち。日本大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。日本大学、東洋大学、流通経済大学などで主に社会学、家族社会学を担当しており、家族関係の視点から社会現象の変化を読み解いている。日本ことわざ文化学会理事。NPO法人郷土のことわざネットワーク・ことネット監事。日本大学社会学会会計監査。専門社会調査士。
名前 新郷 由起
肩書き ノンフィクション作家
プロフィール 1967年、北海道生まれ。OL、イベント関連業等に従事後、93年より文筆業へ。『週刊文春』記者を経て、主に「親子関係~歪められる子どもたち」「家族の終末の形」「悔いのない人生の閉じ方」をテーマに取材・執筆を続ける。近著に、老いの生き様を考査した『老人たちの裏社会』(宝島社刊)。小学生の時分に「ことわざ」の奥深さに魅せられて以降は、人生の良友として創作も交えた“ことわざ生活”に親しむ。ことネット理事。
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