講座詳細情報
申し込み締切日:2015-10-16 / その他教養 / 学内講座コード:15220008
1960年代から1980年代の 日本の大衆音楽を語る 若者の参加意識と、若者とメディアとの循環型コミュニケーション
- 開催日
- 10月24日(土)、11月14日(土)、11月28日(土)、12月19日(土)、 1月16日(土)、 1月30日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
1960年代から1980年代にかけて、日本の大衆音楽は欧米のポップミュージックに大きく影響を受け、融合することによって歌謡曲を醸成してゆきました。そこから、歌謡ポップ、グループサウンズ、日本フォーク、ニューミュージック、J-ロックが生まれ、現在のJ-ポップへと育っていきました。本講座では、まずそのプロセスを追ってゆきます。当時、若者は新しい音楽を求め、創造の情熱を傾けました。そして同時に、それを後押しする存在として、雑誌、ラジオ、テレビといったメディアがありました。若者がレコードや流れてくる音楽を聴くことだけではなく、共に参加し、歌い演奏し、さらにリクエストしたりイベントを企画することで、受け手が送り手にもなっていく、ひとつの「循環型のコミュニケーション」のかたちが出来あがっていったと言うことができます。このことが日本の大衆音楽を盛り上げる原動力となったのです。上記の視点から、本講座では、当時の音楽にコミットした各界の著名な方々をゲストに迎え、日本の大衆音楽の時代を紐解いていきたいと思います。
【特記事項】
◆入会金無料講座◆
2015年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
【講義概要】
第1回 10月24日(土) ロカビリー、日劇ウエスタンカーニバル、ザ・ヒットパレード:青春ポップスの時代
(ゲスト:飯田久彦)
第2回 11月14日(土) カバーポップス、ビートルズそして『ミュージックライフ』
(ゲスト:星加ルミ子)
第3回 11月28日(土) 藤圭子と時代
(ゲスト:佐藤裕一)
第4回 12月19日(土) ラジオと若者文化
(ゲスト:亀淵昭信)
第5回 1月16日(土) 日本のフォークのコア「関西フォーク」
(ゲスト:中川五郎)
第6回 1月30日(土) 1960年代から1980年代の日本の大衆音楽
-まとめとディスカッション-
1960年代から1980年代にかけて、日本の大衆音楽は欧米のポップミュージックに大きく影響を受け、融合することによって歌謡曲を醸成してゆきました。そこから、歌謡ポップ、グループサウンズ、日本フォーク、ニューミュージック、J-ロックが生まれ、現在のJ-ポップへと育っていきました。本講座では、まずそのプロセスを追ってゆきます。当時、若者は新しい音楽を求め、創造の情熱を傾けました。そして同時に、それを後押しする存在として、雑誌、ラジオ、テレビといったメディアがありました。若者がレコードや流れてくる音楽を聴くことだけではなく、共に参加し、歌い演奏し、さらにリクエストしたりイベントを企画することで、受け手が送り手にもなっていく、ひとつの「循環型のコミュニケーション」のかたちが出来あがっていったと言うことができます。このことが日本の大衆音楽を盛り上げる原動力となったのです。上記の視点から、本講座では、当時の音楽にコミットした各界の著名な方々をゲストに迎え、日本の大衆音楽の時代を紐解いていきたいと思います。
【特記事項】
◆入会金無料講座◆
2015年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
【講義概要】
第1回 10月24日(土) ロカビリー、日劇ウエスタンカーニバル、ザ・ヒットパレード:青春ポップスの時代
(ゲスト:飯田久彦)
第2回 11月14日(土) カバーポップス、ビートルズそして『ミュージックライフ』
(ゲスト:星加ルミ子)
第3回 11月28日(土) 藤圭子と時代
(ゲスト:佐藤裕一)
第4回 12月19日(土) ラジオと若者文化
(ゲスト:亀淵昭信)
第5回 1月16日(土) 日本のフォークのコア「関西フォーク」
(ゲスト:中川五郎)
第6回 1月30日(土) 1960年代から1980年代の日本の大衆音楽
-まとめとディスカッション-
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 伊藤 真弓 |
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肩書き | コーディネータ・明治大学法学部准教授 |
プロフィール | 明治大学ルーマニア文化研究所代表。19世紀末におけるドイツ語圏の文化と社会、ルーマニア文化を研究対象とし、同時に広く文化と社会の関係に関心を持つ。リバティアカデミー講座では、「駐日ルーマニア大使館共催・ルーマニアの文化に親しむ」(2009-2010)、「オープン講座・バグパイプの魅力」(2013年度後期)、「テレビCMとその時代I・II」(2013/2014年度前期・中野キャンパス)、「日本のフォークソングとその時代I・II」(2013/2014年度後期・中野キャンパス)等のコーディネータを担当。 |
名前 | 飯田 久彦 |
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肩書き | 元テイチクエンタテインメント代表取締役社長、元エイベックスエンタテインメント常務取締役 |
プロフィール | 1960年代初めに全盛期を迎えた洋楽の日本語カバーの代表的歌手飯田久彦は、『ルイジアナ・ママ』ほかの数多くのヒット曲を歌い一世を風靡。その後、ビクターレコードのプロデューサーに転じ、ピンクレディの発掘、大ヒットなど、多くのアーティストを育てた。ビクターレコード常務取締役、テイチクエンタテインメント代表取締役社長、エイベックスエンタテインメント常務取締役を歴任。現在は音楽プロデューサー。 |
名前 | 中村 辰彦 |
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肩書き | 音楽プロデューサー |
プロフィール | フォーライフ・レコード創立メンバーにして吉田拓郎、泉谷しげるのディレクター。ユニバーサルミュージック幹部勤務を経て現在に至る。音楽プロデュース、音楽出版、配信ビジネスと、そのスキルは全方位に及ぶ。 |
名前 | 星加 ルミ子 |
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肩書き | 元『ミュージックライフ』編集長 |
プロフィール | 1965年『ミュージックライフ』編集長就任と同時にロンドンに渡り、日本人ジャーナリストとして初めて「ビートルズ」との単独会見に成功する。1975年『ミュージック・ライフ』を退社するまで、毎年イギリス、アメリカに渡り、当時第一線で活躍していたロック・ミュージシャンたちとのインタビューを行っている。75年以降はフリーの音楽評論家としてして活躍。日本の音楽シーンに大きな貢献を果たしている。 |
名前 | 門谷 憲二 |
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肩書き | 作詞家 |
プロフィール | 1970年代、泉谷しげるとともに吉田拓郎のエレックレコードに参加。その後、作詞家として布施明「君は薔薇より美しい」を始め、千数百曲を作詞。著書に「釣魚大変」(朔風社)「エレックレコードの時代」(アクセスパブリッシング)など。 |
名前 | 佐藤 裕一 |
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肩書き | サトウ |
プロフィール | RCAレコード、BMGジャパン取締役制作宣伝本部長、テイチクエンタテインメント制作宣伝本部長として、一貫して宣伝・制作畑を歩き、日本レコード業界全盛期の1960年代から1980年代、数多くのアーティストにかかわる。音楽産業のあらゆる面に精通する音楽プロデューサー。 |
名前 | 亀渕 昭信 |
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肩書き | ラジオパーソナリティー、元ニッポン放送代表取締役社長 |
プロフィール | - |
名前 | 中川 五郎 |
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肩書き | フォークシンガー、訳詞家、音楽評論家、小説家、エッセイスト、翻訳家 |
プロフィール | 1960年代後半に関西を中心に起きたフォークミュージックのムーブメント「関西フォーク」の代表的人物の一人。『受験生ブルース』、『主婦のブルース』など多くの人々に歌われる作品を発表。また、ボブ・ディランをはじめ多数の楽曲の日本語カバー作品を表し、そこからの発展ともいえる洋楽関連、詩人関連の翻訳家としても多くの著作をもつ。チャールズ・ブコウスキーの翻訳家としても著名。 |