講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-06 / その他教養 / 学内講座コード:15160014
明治大学博物館入門講座 使って楽しむやきもの講座 伝統陶磁器の顧客価値―ヒト・モノ・コト―を考える
- 開催日
- 4月14日(火)、 4月28日(火)、 5月12日(火)、 5月26日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
手仕事による伝統的工芸品は、製造コストが嵩むため少量多品種生産による高い付加価値をともなう高級商品とならざるを得ません。機械製造による量産品の生産拠点は海外への移転が進み、国産品には実用の用途に足ればよいという廉価品とは異なった価値が必要とされるようになりました。そのため、業界では顧客価値を高めるさまざまな試みが続いています。価格は顧客価値の反映と言えますが、陶磁器のマーケティング活動において従来は一般的でなかった考え方が出始めています。この講座では、美術館や各種カルチャー講座にポピュラーな「古美術」とはまた違った視点(ヒト・モノ・コト)による伝統陶磁器の見方を商品の数々を手にとってご覧いただきつつご紹介します。
【講義概要】
第1回 4月14日(火) 変革期にある陶磁史
“やきもの”の産地形成と現在
第2回 4月28日(火) 顧客価値その1 ・・・ 「コト」
悠遠なる歴史のエピソードがあなたのテーブルに〈桃山の「へうげ」―古田織部〉
第3回 5月12日(火) 顧客価値その2 ・・・ 「モノ」
神秘のベールを剥ぎとる〈クスリ―釉薬の歴史〉
第4回 5月26日(火) 顧客価値その3 ・・・ 「ヒト」
作家モノを求める〈備前焼の売り方・買い方〉
手仕事による伝統的工芸品は、製造コストが嵩むため少量多品種生産による高い付加価値をともなう高級商品とならざるを得ません。機械製造による量産品の生産拠点は海外への移転が進み、国産品には実用の用途に足ればよいという廉価品とは異なった価値が必要とされるようになりました。そのため、業界では顧客価値を高めるさまざまな試みが続いています。価格は顧客価値の反映と言えますが、陶磁器のマーケティング活動において従来は一般的でなかった考え方が出始めています。この講座では、美術館や各種カルチャー講座にポピュラーな「古美術」とはまた違った視点(ヒト・モノ・コト)による伝統陶磁器の見方を商品の数々を手にとってご覧いただきつつご紹介します。
【講義概要】
第1回 4月14日(火) 変革期にある陶磁史
“やきもの”の産地形成と現在
第2回 4月28日(火) 顧客価値その1 ・・・ 「コト」
悠遠なる歴史のエピソードがあなたのテーブルに〈桃山の「へうげ」―古田織部〉
第3回 5月12日(火) 顧客価値その2 ・・・ 「モノ」
神秘のベールを剥ぎとる〈クスリ―釉薬の歴史〉
第4回 5月26日(火) 顧客価値その3 ・・・ 「ヒト」
作家モノを求める〈備前焼の売り方・買い方〉
講師陣
名前 | 外山 徹 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員・国際日本学部兼任講師 |
プロフィール | 商品部門(旧商品博物館)の担当学芸員として伝統的工芸品の製造技法、商品開発、流通・販売の現状や産地自治体の行政施策などの調査・研究に携わる。工芸品の文化を、過去の遺産ではなく、生きた文化財―すなわち現代日本における文化的所産として捉え、文化資源の活用による地域社会の活性化策について研究を進めている。 |