講座詳細情報
申し込み締切日:2015-05-28 / その他教養 / 学内講座コード:15160012
杉原荘介と明治大学の考古学研究 考古学専攻開設65周年記念/第56回明治大学博物館公開講座考古学ゼミナール
- 開催日
- 6月 5日(金)、 6月12日(金)、 6月19日(金)、 6月26日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 18:00~20:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
明治大学の文学部考古学専攻(考古学研究室)は、開設65周年を迎えました。杉原荘介(1913~1983)は、明治大学の考古学専攻と考古学陳列館を創設し、その後の「明大考古学」の発掘と研究を強力に牽引しました。静岡県登呂遺跡や群馬県岩宿遺跡をはじめ、数多くの研究史上重要な遺跡の調査に携わったほか、旧石器(先土器)時代から古墳(土師)時代までを幅広く研究し、一貫した歴史観に裏打ちされた考古学を構築した点で高く評価されます。
今回の講座では、「明大考古学」を舞台とした功績、岩宿遺跡とその後の研究に果たした役割、千葉県市川市での縄文貝塚を中心とした研究活動、そして農耕社会の成立をはじめとする弥生時代研究への貢献について、杉原荘介と時代をともにした講師陣が思い出話も交えながら解説します。
【特記事項】
【協力】明治大学文学部考古学専攻
【講義概要】
第1回 6月 5日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(1)
明治大学考古学専攻と杉原荘介
第2回 6月12日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(2)
杉原荘介と旧石器時代研究
第3回 6月19日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(3)
市川市の遺跡と杉原荘介
第4回 6月26日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(4)
杉原荘介と弥生時代研究
明治大学の文学部考古学専攻(考古学研究室)は、開設65周年を迎えました。杉原荘介(1913~1983)は、明治大学の考古学専攻と考古学陳列館を創設し、その後の「明大考古学」の発掘と研究を強力に牽引しました。静岡県登呂遺跡や群馬県岩宿遺跡をはじめ、数多くの研究史上重要な遺跡の調査に携わったほか、旧石器(先土器)時代から古墳(土師)時代までを幅広く研究し、一貫した歴史観に裏打ちされた考古学を構築した点で高く評価されます。
今回の講座では、「明大考古学」を舞台とした功績、岩宿遺跡とその後の研究に果たした役割、千葉県市川市での縄文貝塚を中心とした研究活動、そして農耕社会の成立をはじめとする弥生時代研究への貢献について、杉原荘介と時代をともにした講師陣が思い出話も交えながら解説します。
【特記事項】
【協力】明治大学文学部考古学専攻
【講義概要】
第1回 6月 5日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(1)
明治大学考古学専攻と杉原荘介
第2回 6月12日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(2)
杉原荘介と旧石器時代研究
第3回 6月19日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(3)
市川市の遺跡と杉原荘介
第4回 6月26日(金) 杉原荘介と明治大学の考古学研究(4)
杉原荘介と弥生時代研究
講師陣
名前 | 大塚 初重 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1926年東京都生まれ。明治大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。文学部長・人文科学研究所長。日本学術会議会員。山梨県立考古学博物館館長、日本考古学協会会長等歴任。現在、静岡県登呂遺跡再整備検討委員長。2005年春「瑞宝中綬章」受章。専門は弥生時代と古墳時代全般。編著書は『日本考古学を学ぶ1~3』(有斐閣選書)、『日本古墳大辞典』(東京堂出版)、『日本古代遺跡事典』(吉川弘文館)、『最新日本考古学用語辞典』(柏書房)、『東国の古墳と大和政権』(吉川弘文館)、『「古墳時代」の時間』(学生社)、『「弥生時代」の時間』(学生社)、『東アジアの装飾古墳を探る』(雄山閣)、『古墳時代の日本列島』(青木書店)など。 |
名前 | 安蒜 政雄 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1946年千葉県生まれ。専門は旧石器時代の考古学。環日本海旧石器文化回廊およびオブシディアン・ロードという視点から、東アジアと日本列島の旧石器時代史を論じる。主な著書に『旧石器時代の日本列島史』(単著、学生社2010)、『考古学キーワード[改訂版]』(編著、有斐閣2002)、『住まいの考古学』(共著、学生社2007)、「日本旧石器時代の系譜」(『芹沢長介先生追悼 考古・民族・歴史学論叢』、六一書房2008)、「環日本海旧石器文化回廊とオブシディアン ・ロード」(『駿台史学』135、2009)ほか多数。 |
名前 | 熊野 正也 |
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肩書き | 市川市文化財保護審議会委員,元市立市川歴史博物館長 |
プロフィール | 1941年青森県生まれ。専門は弥生・古墳時代の考古学。主な著作に[弥生時代後期における小地域土器分布圏の成立」(『論集日本原史』吉川弘文館1985) ,「市川の文化財と杉原荘介」(『考古学者・杉原荘介』吉川弘文館1984) 『考古学を知る事典』共著(東京堂出版1998)など。 |
名前 | 石川 日出志 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1954年新潟県生まれ。専門は日本考古学・弥生時代。弥生時代併行期に日本列島各地で展開した文化の多様性と相互の関係性を読み解くことが現在の課題。主な著書に、『農耕社会の成立』(岩波書店)、『「弥生時代」の発見 弥生町遺跡』(新泉社:以上単著、以下共著)、『図解・日本の人類遺跡』(東京大学出版会)、『シンポジウム弥生時代の考古学』(学生社)、『考古資料大観1 弥生・古墳時代 土器1』(小学館)など。 |
名前 | 忽那 敬三 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員 |
プロフィール | 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、「ゴーランドが見た古墳と明治期の日本」(『古代学研究』196,2012)、「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)、『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。 |
名前 | 島田 和高 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員 |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程中退。専門は旧石器時代の考古学。明治大学博物館学芸員として考古部門を担当する。現在は、石器時代の黒曜石資源開発史や日本列島における現代人の定着に関する考古学的研究を推進。 |