講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-08 / その他教養 / 学内講座コード:15120042
絵解きの世界―あの世とこの世をつなぐもの― その1 絵解きの定義と諸相
- 開催日
- 4月16日(木)、 4月23日(木)、 5月 7日(木)、 5月28日(木)、 6月 4日(木)、 6月18日(木)、 7月 9日(木)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための、視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。
わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。
【講義概要】
第1回 4月16日(木) 絵解きとは何か ―唱導文化としての魅力
第2回 4月23日(木) 絵解きの諸相(1)―経典や教理に基づくもの
第3回 5月 7日(木) 絵解きの諸相(2)―仏伝(釈迦の伝記)に関わるもの
第4回 5月28日(木) 絵解きの諸相(3)―我が国の祖師・高僧伝に関わるもの
第5回 6月 4日(木) 絵解きの諸相(4)―名刹・大社の由来・御利益に関わるもの
第6回 6月18日(木) 絵解きの諸相(5)―英雄の最期に関わるもの
第7回 7月 9日(木) 絵解きの諸相(6)―物語・伝説をめぐるもの
かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための、視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。
わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。
【講義概要】
第1回 4月16日(木) 絵解きとは何か ―唱導文化としての魅力
第2回 4月23日(木) 絵解きの諸相(1)―経典や教理に基づくもの
第3回 5月 7日(木) 絵解きの諸相(2)―仏伝(釈迦の伝記)に関わるもの
第4回 5月28日(木) 絵解きの諸相(3)―我が国の祖師・高僧伝に関わるもの
第5回 6月 4日(木) 絵解きの諸相(4)―名刹・大社の由来・御利益に関わるもの
第6回 6月18日(木) 絵解きの諸相(5)―英雄の最期に関わるもの
第7回 7月 9日(木) 絵解きの諸相(6)―物語・伝説をめぐるもの
備考
【教材】
レジュメ資料
紀要抜刷
レジュメ資料
紀要抜刷
講師陣
名前 | 林 雅彦 |
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肩書き | 明治大学法学部教授 |
プロフィール | 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。現在説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員。新宮市市政功労者。 |